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12月7日 ラドゥ・ルプーのコンサート

イモラに着いて、びっくりしたこと!
親バカといわれても仕方ありませんが友理の語学会話が
思っていた以上に上達していました。
若い頭っていいですね。
またおしゃべりで陽気な友達に恵まれているのもいいですね。
ペラペラと英語をリズムよく喋り映画のように会話が成り立っていました。

友理が入学した時は例外的に合格者も6,7人出て、
イモラに住む子が増えました。
でも何人かはもうすでに追試になったりしてやめたそうです。
今年の入学試験は20数名受験したけど2人しか合格しなかったので
友理は本当に運のよいときに受験しました。
そんなわけで日本人は上、下、身近に全くいないので
どうしても英語かイタリア語を喋らずには生活できません。
外国人のお友達に感謝です。

さて、ラドゥ・ルプーの演奏会。
チケットを持っていないのに『どうにかなるさ!』と言いながら
(まっ!イタリア化してきてるわ。この子。。)
8時40分に二人で自転車こいで出かけました。

ホールに着くと、ちらちらイモラッ子が現れ始めました。
みんな当たり前のようにチケットを持っていません。
『今日、席、空いてる?』と生徒がホールの人にが聞いたら
『今日は人気のラドゥ・ルプーだから無理だね。』と言われました。
ほら、やっぱり。。。
待つこと20分。
『もう空いてないんだよ。残念だけど帰ろうか。』と友理と話していました。

あっ、マルガリウス先生がいらっしゃる!

たまたま通りかかった先生にすかさず、ある生徒が
『マエストロォ!!私たち席がないの!助けて~~』と叫びました。
『お前たち、そこで何してんだ!!』
『チケットがないから入れてくれないの!!』
(当たり前なんだけど^^;)
マエストロはホールの責任者に子供達を入場させるように
ささっとお願いしてくださりました。
『今すぐ静かに2階席に上がれ!!』と言ってくれました。
わああああ・・・どどどどど・・・
私もまじえて10人近くが滑り込みどうにか私は座れました。
どうもイモラではいつもこの調子らしい。
相変わらず訳の分からない国。。でも学生に優しい!

演奏は神様のように素晴らしかったです。
何か・・・祈るような演奏でした。
完全にピアノに自分を委ね(ゆだね)奉仕しているかのようでした。
自己の主張、自己の利益のためでなく神様に身を任せているような
敬虔な姿に私自身が身を清められました。
現実からかけ離れた心安らぐ静かな世界。。。

シューベルト、ベートーヴェン、ブラームス、ドビュッシー。
彼のお得意な曲を弾いてくださりました。
全く乱れた音を出さずに静かに大切に心からお祈りしているような演奏でした。
ルプーの写真
by studioacanthus | 2006-12-07 23:42 | ピアニスト
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