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5月12日 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン アンヌ・ケフェレック

5月12日 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン アンヌ・ケフェレック_e0020941_1873643.jpg国際フォーラムでこの写真の竹を拾ったわけではありません。
これは去年の秋にイモラに行った時、
知り合いが私にプレゼントしてくれたものですが
水栽培だったため日本に持ち帰れず、いま友理が育てています。
イモラにこんなかわいい竹(高さ25cmくらい)があるなんて、、、うれしかったです。
春になって色薄い新芽だけど力強く息吹いてきて生命力を感じますね。





ところでラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンについて

曲目
ディヴェルティメントK.136
コンチェルトk.271

演奏
オーヴェルニュ室内管弦楽団、 
ピアノ:アンヌ・ケフェレック

ホールが音楽用のホールでなかったので残響がほとんどなく
オケはとっても弾きにくそうでした。
たまたまコンチェルトがジュノムであって私自身もあの曲が
しっかり頭に残っていたのでよ~く勉強できました。

オケはこれモーツァルト?っていうくらい酔いそうに空中に漂っていました。
モーツァルト特有の拍感は感じられるのですが一定の位置の躍動でなく
あちこちに動き回りゆれまくるのです。
モーツァルト@フランスですね。

昨年エールフランスの飛行機に乗った時のことを思い出しました。
『友理、この飛行機英語のアナウンスないじゃん?』
『うん、変な飛行機だね。フランス人は英語嫌っているからなの?』

でもよく聴いてみると

フランスなまりの英語でした。

イントネーションやリズムを先に聞き取ってしまうのでとっさには英語でも
フランス語に聞こえたのです。こういうことってよくありますね。
日本人の英語は日本語に聞こえるっていうこと。

アンヌ・ケフェレックはもう50歳を過ぎているだろうに若々しく
さわやかな演奏でした。
芯の強い説得力があり、それでいてふてぶてしくない素直な演奏で
とっても好きです。見た目もチャーミング、素敵な方でした。
私もあんな歳のとり方をしたいものです。
はっとするような所をたくさん感じたので早速盗んできて
楽譜にちょいと書きこみました。
そういえば拾ったのではなく盗んできたのでした^^;
by studioacanthus | 2006-05-12 18:15 | ピアニスト
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