皆さん、お久しぶりです。私は花粉症に泣かされています。
ところで、朝日新聞の炎の作文塾って言うのを御存知でしょうか。 毎週火曜日の夕刊に掲載されています。(今日も来ますよ) もうだいぶん前から掲載されておりその記事は原稿用紙に赤ペンで 添削されているので、すぐ目に付くものです。 その添削を見ただけでどうしても私は読む気がせずすっ飛ばしていました。 でも、3週間前くらいだったでしょうか。 勇気を奮い起こして恐る恐る読んでみました。 その週のお題は努力 『論ずるのが文章』と思うな でした。御存じない方のために少し内容を要約します。 高校3年生、A君 「努力をすれば人は必ず成功を得ることが出来るだろうか。 もしこう問われたら『いいえ』と答える。」 「しかし、努力は必ず報われるだろうかと問われたら自信を持って 『はい』と答える」 そして努力について考えたことを書き連ね、一生懸命努力すれば 何かを得られるので途中で投げ出してはいけないとA君は文章を終えていました。 これに対して作文塾の先生は 「A君の努力は徒労に終わった。この程度の事は子供でない限り、 わかっていることである。ものごとを論ずるのが文章だと思いこんでいる人が 少なからずいる。読むのもつらいが添削するのはもっとつらい。 ものごとを論じ、読ませる文章にするのはプロのすること。 天才でもない限り学生や素人はやめた方がいい。 文章とは自分にしか書けないことを書くもの。 考えたり思ったりしたことでなく、何をしたかを書くことだ。」 としめてありました。 この先生の御意見を読んで目から鱗(うろこ)が落ちたと思われる方、 そんなことわかっていることだ、と思われる方 さまざまでしょうが、これは演奏や生き方に通じるものと思いました。 理想を語る前にまずは自分が練習する、聴く、そして動くこと、 簡単なことのようで難しいことです。 (新聞のかじり文章で文章を書いてるのがそもそも間違い、読む気が失せる、 と長女から鋭い指摘をされました。その通りです。^^;)
by studioacanthus
| 2006-03-07 14:49
| 教育
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のトップページ 渡辺友理 ピティナ「グランミューズな大学生」に紹介されました ピティナピアノ曲事典 音源提供ピアニスト 友理のブログはこちら 初めての方へ。 御訪問くださいましてありがとうございます。 美恵と友理の関係は母娘です。二人が気ままに書いておりますのでカテゴリー別、あるいはタグにてご覧下さい。東京八王子市在住。 娘(友理)は現在、イタリアの ボローニャ大学言語・外国文学学部在学、及びイモラ国際ピアノアカデミー、ピアノ科在籍。 ダブルスクールしています。 ボローニャ在住。 (友理のものはカラーペンで書いています。) ボローニャ大学は?ここ イモラは? ここ アカンサスとは?花の名前 検索
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