9月30日午前5時30分家を出発しました。
朝早くにもかかわらずお見送りに来てくれたお友達ありがとう。 本当は友理が書くべきことですが当分パソコンが 使えないかもしれないとメールがきましたので代わりに書きますね。 遠くそして全く文化の違うイタリアに行って暮らして行けるのか考え出すと 心配が絶えなかったのででなるべく触れないようにしていました。 ピアノの世界で生きていくのがどんなに大変か、本物のピアニストになるのに どれだけの時間がかかるか、友理は解っていると思っていたのに 親の反対を押し切りイモラを受験しました。半分落ちてくれ~という 気持ちはありました。一般的にイモラに行くとなるとピアニストを目指して と思われますがあの子は別にピアノにこだわることなく孤独を経験してみたい と言っていました。ですから日本人の多いパリは即却下になりました。 また、言葉もイタリア語が解ればフランス語も近いしスペイン語も聞こえるので イタリアということになり、イタリアと決まればピアノの最難関のイモラを 私が提案したといういきさつです。 出発ゲートを出る時、あのいつもの笑顔。でもその笑顔が本物か 親を心配させたくなかったのか分かりませんがとにかく手を振って にこにこ顔で消えていきました。どこまで鈍いのか強いのかそれとも お気楽なのか全くわかりませんでした。 永久の別れではありませんが久しぶりしんみりしました。 そう、言い忘れましたが主人が急遽仕事の都合で同行できず一人で 行ったのです。(別にピアノで成功しなくても良いよ、気楽に生きなよ、 困ったらいつでも帰ってきなさいよ・・・) 私は一人で生きられるようになるだけで充分幸せです。 高卒認定試験で1年半早く卒業した分とてつもない喜怒哀楽を経験し それから自分の行く道を進んでくれたら充分です。 そしてともかく健康で。どこの親も子供の心配はつきませんね。 なんか私らしくないですね。 明日は友理からの明るいメールをお届けしますね。
by studioacanthus
| 2005-10-02 12:17
| イタリア生活
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のトップページ 渡辺友理 ピティナ「グランミューズな大学生」に紹介されました ピティナピアノ曲事典 音源提供ピアニスト 友理のブログはこちら 初めての方へ。 御訪問くださいましてありがとうございます。 美恵と友理の関係は母娘です。二人が気ままに書いておりますのでカテゴリー別、あるいはタグにてご覧下さい。東京八王子市在住。 娘(友理)は現在、イタリアの ボローニャ大学言語・外国文学学部在学、及びイモラ国際ピアノアカデミー、ピアノ科在籍。 ダブルスクールしています。 ボローニャ在住。 (友理のものはカラーペンで書いています。) ボローニャ大学は?ここ イモラは? ここ アカンサスとは?花の名前 検索
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