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1月13日 ウィーン観光Ⅶ シュテファン大聖堂

前回のウィーン少年合唱団について友理が
『ウィーン少年合唱団の内容じゃないじゃん。
”迷子の美恵ちゃん”くらいのタイトルにしたら』
と言いました。まさにそのとおりです^^;失礼しました。

シュテファン大聖堂。

むかしむかし、私が初めてヨーロッパに足を踏み入れたとき・・
道行く人がアジアの顔をしていない!
髪の毛の色が違う!
電信柱のように背が高い!
ビア樽のように太い!
鼻がとんがっていてしかも鼻の穴が・・・!
ああ、、ここがもしかして世界の中心!
そして感激の声を上げた建物がシュテファン大聖堂でした。

この感動はヨーロッパの人が日本人を見て、
京都や奈良の大仏を見て、思うのと同じかもしれません。

当時、建物や庭園が大きすぎて全景がカメラレンズの中に納まりきらず
バラバラに撮って出来上がったペーパー写真を繋ぎ合わせ
シャンティイ城のパノラマ写真を作ったことを思い出しました。


2006年12月3日の日曜日夜6時~
この日はクリスマスの第一回目の大きなミサの日でした。

私たちはシュテファン大聖堂のカトリック信者ではないので
S君が、信徒でない我々も入ってよいかどうかを訊いたうえで
入らせていただきました。

いつもカメラ禁の場所で写真を撮っていたS君も
さすがに教会の中ではおとなしい。
ほんとはバチバチ撮りたかったけど、やっぱり信者にとっては大切な行事です。
私たちも真剣な面持ちで席に着きました。
たくさんのろうそくの火が煌々と輝き夜なのに眩しい。
荘厳なオルガンの音。司祭が執り行う重々しいミサ。。

私たちは配られていた紙にある短いミサ曲を静粛にうたいました。
Click for big size photo
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声に出してうたってみてください。単純だけど美しい。
一曲目はd-mollでなく教会旋法(ドリア)だと思います。(シはbでなくhですよ~)
二曲目(陰・陽・陽・陰)これも教会旋法の曲ですが実際にうたった音は
なぜかf-mollになっていました。

その日はクリスマスミサの第一日目だったので天井からつるした
大きなろうそく4本のうちの1本に火が灯されていました。
そして10日の日曜日に2本、17日の日曜日に3本、
最後の24日の日曜日、クリスマスイヴに4本全部灯すのだそうです。

ミサの最後に司祭がかごを持って信者の一人一人を回り
日本で言うお賽銭のようなものを集めに来られたので
私たちも気持ち、差し上げました。
S君によるとこれがカトリックのミサの特徴だそうです。

まさか、20数年前、もう一度来るとは夢にも思いませんでした。
再びあの時あの場所ですばらしい空気を吸えた事は神様に感謝です。  

                                         ー完ー
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by studioacanthus | 2007-01-13 10:34 | 美恵

ウィーン観光Ⅵ ウィーン少年合唱団

ウィーン少年合唱団というと
かつて
『賢いウィーン子はウィーンで勉強して
そうでない子は世界を巡って営業活動しているんだ。』
という衝撃的な言葉を高校の同級生から聞いたことを思い出しました。

確かに今の日本のクラシック業界は伝統を伝えようとする姿勢よりも
商売優先、と思うことがしばしばです。

それはさておき、
そんなくさい話は全く知らないS君。
ウィーンに発つ前から是非ともウィーン少年合唱団と
オペラを楽しみにしていました。
ウィーンに着くや否やガイドブックを買ってやっと探し当てた会場。
早速行ってみましたがやっぱりチケットは完売。
なので、オペラと同様に私たちは当日券を狙って日曜の朝早く
ホテルを出て9時ごろに到着しました。

それでも遅かったのかもうすでにたくさんの人が集まっていました。
でも合唱は始まっていなく司教さんみたいな人がお説教を説いておられました。

しばらく待っていたのですがいつまでたっても合唱が始まりそうになかったので
私はちょいとお化粧室に行くことにしました。
『一人で大丈夫?』
『そのくらい平気よ。』
と言って出て行ったものの全くお城のような建物だったので
なかなか見つけられない。
一人であちこち探していたのですが無理そうだったので勇気を出して
制服を着た門番のような人に英語で聞いてみました。
するとドイツ語で返事。英語で聞いたんだから英語で返して欲しいんだけど。
『右に行って突き当たりを上にどんどん上がって上がって左に行けばある。』
全神経を集中させて聞いてどうにかたどり着きました。

ずいぶん上に上がってきてもんだわ、遠かった。
お城のてっぺんにトイレとは・・・ちょっと理解しがたい。

さて、帰ろうとしたらなぜかどこがどうなったのか全く分からない。
歌声も聴こえないし、人の気配もない。。あたりはし~~ん。
だんだん不安になりこんな大きな所で迷子になったら・・・・日本に帰れない!!
一瞬でパニックになりました。
右も左も、上も下も走り回りました。寒い中、冷や汗かきかき。

それでもようやくかすかに右の方から歌声が聞こえてきました。
ああ・・よかった。ほっと一安心。
ちょうど係りの人も通りかかったので
『ウィーン合唱団はこちらですよね』と言って右に行こうとすると
『ちょっと、あなた、チケット持っているの?』
(今は持ってないけど当日券を仲間が買ってくれていると思う)
ということを伝えたいのにそんなややこしいドイツ語、話せやしません。
『今は持ってない』と言うと
『Nicht!チケット持ってない人は入れない。左から下に降りなさい!』
ってすごい勢いで言われました。女性ですよ。
『友達がそこにいるからちょっとだけ』と言っても
全く受け付けないでっかいドイツ女性。すんごいこわいんです。

私じゃとても歯が立たないのはわかったのでしぶしぶ左に下りていきました。
結局広場にでて始めの道順でぐるりと回りずいぶん遠回りをしてたどり着きました。
迷い時間30分くらいでしょうか。

(さあ、気持ちを入れ替えてウィーン少年合唱団を聞こう~~♪)
と思ってあたりを見ると
友理とS君の二人が出てきていました。
『どうしたの?』
『とても聞けた声じゃない。がっかりだ!ハイドンもシューベルトも入っていた
合唱団なのにとんでもない声だ。時間の無駄だから帰ろう。』

私はここへ何しに来たの??
迷子の恐怖を味わいに来たの?

『ohhhh.....sorry, Mie』
この言葉をS君の口から何回聞いたでしょう^^;
                                つづく
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by studioacanthus | 2007-01-08 18:33 | 美恵

12月27日 ウィーン観光Ⅴ 美術史美術館

ウィーンに行ったら、是非とも行かなければいけない美術史美術館!!
e0020941_20565810.jpg(後に書く画家はウィキペディアにほとんど出てます)
館内はは警備員だらけでさすがのS君もカメラは無理。
それに絵葉書の方が美しいですからね。
でも名画は絵葉書にもなっていませんでした。
5cmくらいの分厚い本は売っていたけど重くて観光客は買えないし読めないし。
したがって目に焼き付けるしか方法はないのです。
観たくなったらまた、いらっしゃいってことでしょうか。

まずはグスタフ・クリムトの「接吻」日本で見るとちょっとぉ~って感じでエロいのですが
ウィーンで見るとちがう!しっとりと美しい。そして華やか。。
男の人が女の人をしっかり抱きしめるその安らぎ感に幸せを感じます。
いいなあ。。
しかし彼の絵は女性像が多く、たくさんの女性に男一人??
現実か彼の理想か?
まあ芸術家なんて、もれなく変人なんでしょう。
当然ですが教科書で見るのとは大違い、
厚いガラスケースに守られた大きな絵でした。



ありました!ブリューゲルの「バベルの塔」「農民の婚礼」
絵のことはよくわかんないけどとても緻密に庶民の姿、表情を表現していて
長いこと見ても飽きませんでした。
1600年代にかかれた絵としてはものすごく斬新!
頭に金皿載せた聖人を描いている時代に
あのような細かく遠近のある絵が描けるなんてやっぱり天才ですね。

ルーベンスの絵、
彼ははフランダースの犬にも出てくるため子供達にはなじみのある画家でしょう。
S君はネロとパトラッシュの話を知らないというので
友理が説明してあげると泣いて感激していました。(うそ^^)
彼の作品で特に目を引くのは巨大絵画(10m×10mくらい)です。
でも実際にルーベンスが描いた巨大作品は1枚目と12枚目だけだそうで
他のは弟子たちが彼の普通サイズの絵を模倣して
描いたものでそれが世界中にたくさんあるということでした。
(ここだけ詳しい!日本人ツアー御一行様がどさっと来られて
ガイドさんが大声で説明していたので
久しい日本語をありがたく聞いて一発で覚えられた^^)
記念すべき一号の絵がそこにはありました。

作曲家グスタフ・マーラーの未亡人(アルマ)と恋愛していた
ココシュカの絵もたくさんありました。
ココシュカ自身よりこのアルマ・マーラーという女性のほうがすごい。
マーラーやココシュカたち多くの天才に愛されるとは。。

オーストリアを代表するエゴン・シーレ。
彼もクリムトと並び有名ですがどう見ても暗い。変。
黄色、茶色、ベージュなどダーク系が多くきっと彼も普通の人ではないでしょう。
エゴン・シーレのなまなましい自画像があり、
その部屋のどこにいても彼が私を見ているようでした。
なんか彼の絵はあまり私には分かりません。

このような名画に会うたびにS君は『ohhhhh....fantastic!!!!!!!』
と頭を横に振りつつつぶやいておりました。
”やっぱ、外人だわ。。。”
私はエゴン・シーレの絵画より彼の感動する姿に感動。。
日本人である私たち親子は静かにもくもくと眺めていました。

普通のツアー客の軽く3倍の時間をかけて観終わったら3時くらい。
突如、S君が鼻をくんくんさせ
『smell,,italiano』と言い出してあたりをきょろきょろ。
見ると下に豪勢なレストラン!
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『そこで食べよう』と私が言ったら
『もし、ユリがクィーンで僕がキングなら食べてもいいけど僕たちには高すぎる』
想像つかない喩え(たとえ)にまた感動。
『はああ。。おばさんおごってあげていいんだけど。』
『それはできない』
なんてよい子なんでしょう。どうも国(南アフリカ共和国)の物価と
ヨーロッパの物価のギャップが
大きすぎてどうしてもそのお値段が受け入れられないようでした。
結局、市場で。グリューワインのカップが写ってます。
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3.9ユーロ程度の立ち食いにいつもなってしまいました。
ウィンナーシュニッツェル、ザッハトルテ、どちらにもありつけませんでした。
確かにセンター辺りは物価が高いです。
コーヒーは二口くらいのエスプレッソSサイズで2.9ユーロ(450円)
高いでしょう?なのに彼はよく飲みました。
なんか彼のやっていることがよくわからない。。

クンストハウス。モダンアート美術館です。
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知る人ぞ知るフンデルトヴァッセル氏の自宅です。
自分で自宅を改装して美術館にしていました。
床が波状になっていてでこぼこ。
又絵画も渦巻き絵が多く(ぱっと見た目、幼児の絵・・ってかんじ)
観ているうちに船酔い状態になりました。
でも彼も若い時に描いた水彩画はやはり素晴らしい。
そしてピカソのようにだんだんあちらの世界に行くのですね、天才たちは。
建築はガウディに似ているかも・・・

他にも近・現代美術館を回りましたしたがもう酔っ払ってしまい覚えていません。
真面目に絵画をたくさん観ると酔うのは私だけでしょうか?

夜はオペラ鑑賞。
シュテファン大聖堂の前の大通りのクリスマスイルミネーションです。
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この写真を撮る前から夜になるとS君は寒い寒いの連発。
彼は南アフリカ共和国なので寒さに慣れていないのかかわいそうでした。
赤道から遠く離れている国なのに四季はあっても15℃~30℃の間だそうです。
私たちがシベリアに行った様なものなんでしょう。
寒さのため、二人はくっついていますが写真を撮った後
『これでも、うちらカップルじゃないもんね!But,we are not couple!hahahaha!!!!』
と友理が言って大笑い、三人で大爆笑しました。
                つづく
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by studioacanthus | 2006-12-27 21:52 | 美恵

12月25日 ウィーン観光Ⅳ

クリスマスも子供達が大きくなったので夫婦二人でプレゼント交換もなく
静かに終えました。残すはお正月です。
だけどその前にウィーンの旅行記を仕上げたい。

まさに師走って感じで日々が過ぎて行きます。
今日から毎日少しずつでもアップしていかないと年越してしまいそう。。
歳末大売出しにでもいく気分で駆け込みます!
じつはもうウィーンの旅は過去の出来事のような感じで
記憶があいまいになりつつあるのですが^^;
かすかな記憶を元に写真を中心に思い出して書きます!

ウィーンに着いてまず72時間地下鉄・トラム乗り放題
16,9ユーロのカードを買いました。
他にも24時間チケット、一週間チケット等の種類があり
これはウィーンをめぐる観光客には絶対お得な必需カードです。
そのカードで美術館、博物館等の割引もしてくれるし
友理は学生証を見せるとさらに半額くらいになりました。

前にも書きましたがウィーン到着初日にカメラをすられたので
写真はすべてS君のカメラのものです。
したがってS君がよく登場していますけどね^^
友理のことを妹分のようにかわいがってくれて
本当に親切で優しいユーモアたっぷりの青年です。
彼には大変お世話になりました。

シュテファン大聖堂。
e0020941_18473097.jpgまっ暗闇のなか天に向かってそびえたつゴシック建築の傑作、その荘厳さに初めて見る友理は叫んでおりました。うわああああ・・・・すごーーこの大聖堂でモーツァルトの結婚式、お葬式が執りわれたそうです。また地下はカタコンベになっていてハプスブルク家、代々の人達の内臓が保管されているのはあまりにも有名です。すでに疲れた顔をしてますね。







ヨハン・シュトラウスの像。
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昔は金箔でなかったのにいつのまにかピカピカに!
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たしかこの近くでウィーン少年合唱団の演奏がありました。
それについてはまたいつか書きましょう。

ブラームスの像。かなり立派です。
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ベルヴェデーレ宮殿の中庭。
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たぶんこの彫刻はスフィンクスがもとになっているのでしょう、おもしろい彫像。
S君はやっぱりすぐ気に入ってカメラを取り出して撮りました。^^
中庭をはさんで大きな宮殿2つ、どちらも美術館になっていて
バロックの絵からロマン派くらいまでだったか?
とにかく膨大な数の美術品がありました。
(たくさん美術館に入ったのでどこに何の絵があったのか忘れかけています^^;)
でも時代を通してみることができたのは確かです。
音楽と同じ、バロックの色使いってフラットな感じなんですよ。
今回初めて音と色の共通するものが見えました!!


そして有名なモーツァルト像。e0020941_18521877.jpgこの像の前に芝生がありト音記号をかたどったお花畑が
あるのですが冬でお花が枯れていてト音記号は見えませんでした。それどころか友理は
その芝生で犬のウ〇チを踏んでしまいました。犬のウ〇チを踏むのは外国でも運がいいと言われているそうです。しかし、他でもたくさんウ〇チがあり、運がいいどころでなく参ってしまいました。                   つづく
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by studioacanthus | 2006-12-25 21:19 | 美恵

12月21日 ウィーン観光Ⅲ  シェーンブルン宮殿  友理

e0020941_21485748.jpg今年のクリスマスイルミネーションの色、去年と違います。実際はグリーンだけど携帯で取ったら青に写りました。カメラがないのでとっても不便です。

母はシェーンブルン宮殿とベートーヴェンらのお墓は大昔に父と行ったことが
あるということだったので今回はパスして日本へ帰りました。

シェーンブルン宮殿は、1695年レオポルド1世が夏の別荘地としてハプスブルク家の狩猟の森に建てた宮殿です。バロック様式でした。マリア・テレジアはこの宮殿を居城にすることに決めて、ピンクの壁をイエローに塗り替え内装はロココ様式に統一するなどの増改築をおこないました。
(ほんとは金色にしたかったけど費用が高くつくので反対され黄色にしたとか?)

シェーンブルン宮殿。。。
入り口に音声ガイドの貸し出しがありました。
しかも日本語がある!ラッキー^^¥

私たちは(母はすでに日本行きの飛行機の中でしたが^^)
1141室のうち見学可能な40室全ての部屋を見れるコースを選びました。
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説明があるとすっごくわかりやすい!
黒檀の間(たぶん喪の部屋)、中国の間、日本の間・・・
マリアテレージアは中国に興味を持っていたようです。
青磁のつぼがたくさんありました。
そしてモーツァルトが来て、マリアテージアの前で演奏したという
有名な鏡の間も!下の写真は大広間。
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本当はカメラ禁止ですがS君はこっそり撮って見つかればいつも謝っていました。

私がシェーンブルンで興味を持ったのはオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世の妻、
エリーザベト。愛称が有名なシシ。
S君が買った観光本の中にシシの写真があって
あ!この人綺麗!
と思いずっと注目の人だったのです^^
シシの部屋。。
彼女についてはたくさん文献が残っていて読むと面白いです!

フランツに一目ぼれされ、宮廷での堅苦しい生活、
姑との争い(いつのどの国にもあるんですね笑) にうんざり。
自分の世界に引きこもってしまった女性みたいです。
床まで届く長い髪の手入れに数時間。ブラシも6本くらいありました。
ダイエットのためのスポーツ器具。
自他ともに認める美人だったそうです。
フランツはシシがイタリア人に暗殺されたとき、
『私がどれほどこの女性を愛したか君たちは想像できまい。』
と言ったそうですが、シシはあまりフランツを愛していなかった。
ベッドルーム、最初の数年しか使わなかったそうです(笑)

このことを友達に話し、『フランツかわいそうね、奥さんに愛されなくって。』
といったところ、
『かわいそうなもんか。その代わりめっちゃ金があったんだから!』
だとさ(笑) なんか、現実に引き戻されます、まったく~。

シェーンブルンも一見の価値あり!です。
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夕焼けがきれいでした。
S君が飲んでいるのはグリューワインと言ってシナモン等を入れた赤のホットワイン。
クリスマス限定のものらしく5ユーロで買ってカップを返せば
2ユーロ戻ってくるのですが返さないでおみやげとして持って帰りました。

そして
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ベートーヴェンのお墓。たくさんのお花が手向けられていました。
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ブラームスとヨハン・シュトラウスのお墓。

e0020941_1938401.jpgシューベルトのお墓。
この下に4人も天才が眠ってると思うと・・・
嵐が丘のヒースクリフみたいにお墓を掘り起こしたら
今ベートーヴェンの体ってどうなっているんだろう・・・。
偉大な人がこの下で手を組んで横たわってるんだなぁ・・・
なんかしんみりしてしまいました。
しっかりお参りしてきました!

そして夜11時にイモラに到着!
そのあと私はS君からもらった風邪をひきました^^;

今年のお正月は日本には帰りませ~ん。         つづく

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by studioacanthus | 2006-12-21 21:43 | イタリア生活

12月11日ウィーン観光Ⅱ オペラ編 つづき

そして始まりました。
演目はR.シュトラウス『バラの騎士』全3幕です。
手元には英語、ドイツ語の字幕モニターがあります。
英語で大体わかるけど、でもやっぱり難しい。
しかもモニターと舞台とどっちも見なきゃ誰が
何言ってんだかわかんないし。
なにより足の痛みで死にそー

やっと終わって隣のS君を見ると。
おや!目がウルウルで鼻をすすってる!
「ユリ!!素晴らしかったね!こんな素晴らしいオペラ、僕初めてだ!
世界で3本の指に入るオペラ劇場でこんな素晴らしいオペラ歌手!
僕、信じられないよ!自分が今ここにいるなんて!」
内容は泣くような内容じゃないんですけどね^^;コメディーっぽい内容です。
しかしS君は激しく感動したよう。
確かに主役のメゾソプラノの方は素晴らしい演技力、
芯の通った声でとてもよかったです。
オペラ初心者の私には今日のオペラは難しすぎました。
足は疲れ果て今にも吊りそうになっててもはや感動で泣く元気もない。

~翌日はプッチーニのトスカです~
次の日もまた満席だったので私たちはまた立ち見。
トスカは人気なので3.5ユーロ席は売り切れて
さらに安い2ユーロ(300円)でちょっと悪い席になりました。

トスカはイタリア語で歌われるので少しはわかるかな~と思ったんですが、
やはりまだまだ駄目ですね。
字幕もイタリア語で歌っているのに英語とドイツ語でした。だから
死ね!死ね!
とか
待って~
とか
仕事するからあっち行ってて~
くらいしか聞き取れませんでした。

しかし前日の『バラの騎士』よりはずっと内容もシンプルで、
悲しいときには悲しい音楽、楽しいときには楽しい音楽、
イタリア人のようにとても単純明快なオペラで
(イタリア人作曲だから当たり前か^^)、
物語の内容は悲劇でしたがとっても楽しめました!
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バラの騎士の主役はステージに小さく写っているオクタヴィアンで、
手前の二人ではありません。
立ち見は少し写っている棒(バー)みたいなものにもたれかけられる様になっており
その棒に7×14㎝くらいの液晶画面がついていて字幕が映ります。

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by studioacanthus | 2006-12-12 07:58 | 友理

12月10日 ウィーン観光Ⅰ オペラ編

母と私はS君をガイドとしてウィーンをいっぱい観て歩きました。
あまりにたくさんのものを観てきたので何を書けばいいのやら・・・。
しかしやはりオペラでしょう!

実は私、オペラを生で観たのは今回が初めてでした。
市民オペラみたいな物はあるのですが、本格的なのは初めて。
日本だとメッチャ高いんだもん。
だからウィーンでもまさかオペラを観られるとは思いもしませんでした。

ウィーンのオペラハウス前を通ったとき。。。
e0020941_20271395.jpg

S君が言いました。
「今夜オペラ何やるか見てみよう!ついでに席も残ってるかどうか!」

聞いたところ、
座席はもう2週間前に完売。
残るは立ち見席。
その立ち見席は開演1時間半前にならないと売ってくれないとのこと。

「ねぇ、立ち見ってさぁ、そのオペラ何時間やるの??」
「うーんとねー、開演18時、終演22時になってるね!」
「もしかして4時間の立ち見?!?!?」
「4時間の立ち見は問題じゃない。立見席があるかどうかが問題だ。」

母は「4時間の立ち見はすごい問題だわ!」と言いましたが
「だいじょーぶだいじょーぶ!間に2回休憩入るし!」

いや~でも~朝から歩きまくっててもう足が限界に近いんだけど・・・^^;

開演1時間半前・・・
「いくらだろうねぇ。」
「さぁ。。15ユーロ以下だといいね。」

そしてお値段!
なんと3.5ユーロでした!約550円!
まあ!オペラで550円なんて聞いたこともない!
かなりのオペラ通であるS君もこの料金にはびっくりしてました。
そして立ち見席のチケットにも長蛇の列。
「ここの人たちにとってオペラを観るってのは日常的なことなのね?」
「そうだよ。」

オペラハウスの中もまさに芸術。
天井、壁には絵が描かれ、階段にも彫刻が施されて、とっても綺麗でした。
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観にくるお客さんも、私の本番用ドレスをはるかに勝っているようなものを
着たご婦人方がたくさんいらっしゃる。
そして男性も正装。
私は普通のセーターとジーパンでしたけど^^;

開演前にS君が買ったプログラムを見せてもらうと、
ラッキー!日本語でもあらすじ書いてあるじゃん!
今日のオペラはドイツ語で歌われるし、事前に話の内容をしっかり頭に入れておかないと!
                     つづく

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by studioacanthus | 2006-12-10 20:29 | 友理

12月6日 イモラ、ウィーンから帰ってきました

こんにちは。

昨日の朝、成田に無事帰ってきました。
今日もまだ疲れが残っています。
時差の関係で復路は朝にヨーロッパを出発して
15時間のフライト後東京に着いても夜が来なくまた朝のやり直しって感じに
なるのでかなりしんどいです。

今回もウィーン経由だったので後半4日間はウィーンに滞在してきました。
まさに芸術めぐりの旅となりました。
ウィーンに行くことをドイツ語ペラペラのイモラ友達S君に言って誘ったら
僕も行く~ってことになり彼が素晴らしいプランをたててくれました。
あまりにプランが立派過ぎてえらく疲れました^^;

イモラでは、運良くラドゥ・ルプーのコンサート、ペトルシャンスキー先生の
室内楽を聴けました。

ウィーンでは2夜連続でオペラ『ばらの騎士』『トスカ』を
世界の4本指に入るオペラ座で観てきました。
美術館はルネサンス、ロココ、バロック、古典、モダンの絵まで
ウィーン美術史美術館、ベルヴェデーレ美術館を中心に5つくらい行ってきました。
時代を通してみると音楽と共通するものがたくさんみえて
大変興味深かったです。

シュテファン大聖堂のミサを記念すべき12月3日の日曜日に聴けたのも
ラッキーでした。
とにかくいっぱい観すぎて消化不良に陥っていますので
落ち着いたら少しずつアップしていきます。

ウィーンに着いてホテルに行く途中の地下鉄で友理がカメラを
すられてしまいました。イタリアでなくウィーンでですよ。
かなりショックです。
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by studioacanthus | 2006-12-06 14:22 | 美恵