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32人のピアニストによるベートーヴェン32曲のピアノソナタ

ボローニャも大分寒くなってきました。
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先日、イモラで”32人のピアニストによる32のベートーベン全曲ピアノソナタの夕べ”
という三夜かけてのコンサートがありました。

このコンサートは、ソナタ1番からソナタ32番を
ベートーベンの書いた順番に弾くというのではなく、
ラッタリーノ先生の意向で、場恋慕医務!(バレンボイム)がベートーベンソナタ全曲を
CD録音した際に取り入れた順番で行われました。
最初のソナタ1番と最後のソナタ32番は変更せず、その間の30曲は
お客さんのために、聴いていて楽な曲、重い曲というように交互になっています。
あの有名な『悲愴』は名前は”悲愴”で重そうだけど楽なほうに入るんですね。

私が今回弾いたのはベートーベンのソナタ1番。
ほんとは違うソナタを弾きたかったんですが”今1番弾ける人、友理しかいない”ってことで
トップになりました。

トップバッターがコケるわけにはいかない、

アカデミー全ての先生方が聴きに来ている、

ラジオで放送される、

CD録音してアカデミーの記録として音源を永久保存する、
(本格的なカメラマン、音源装置、大きなスピーカーが設置されていました)

など緊張満点な状況の中、マルガリウス先生に言われたことに
注意しながら集中して弾きました。

弾き終えたとき、最初のソナタにもかかわらず大勢のお客様がブラヴァと
叫んでくださり、またホールの一番後ろに座っていた
マルガリウス先生が万歳して手を叩いてくださっているのが見え、
本当にうれしかったです。^^v

4楽章が少し速くなって、あやや・・・と制御が利きませんでしたが、
それでも「死んでる音楽じゃなく、とても生き生きしていたから良かったぞ」
とおっしゃってくださいました。

マルガリウス先生と初めてのツーショット
今、ショートカットなんです。ハロウィーンの写真は去年の物^^;
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バレンボイムが考えた順番。興味のある方はどうぞ。

 ピアノ・ソナタ第1番
・ピアノ・ソナタ第18番
・ピアノ・ソナタ第29番『ハンマークラヴィーア』
・ピアノ・ソナタ第2番
・ピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』
・ピアノ・ソナタ第10番
・ピアノ・ソナタ第26番『告別』
・ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第12番
・ピアノ・ソナタ第25番
・ピアノ・ソナタ第28番
・ピアノ・ソナタ第5番
・ピアノ・ソナタ第11番
・ピアノ・ソナタ第19番
・ピアノ・ソナタ第20番
・ピアノ・ソナタ第23番『熱情』
・ピアノ・ソナタ第7番
・ピアノ・ソナタ第13番
・ピアノ・ソナタ第27番
・ピアノ・ソナタ第21番『ワルトシュタイン』
・ピアノ・ソナタ第15番『田園』
・ピアノ・ソナタ第3番
・ピアノ・ソナタ第24番
・ピアノ・ソナタ第30番
・ピアノ・ソナタ第16番
・ピアノ・ソナタ第14番『月光』
・ピアノ・ソナタ第6番
・ピアノ・ソナタ第31番
・ピアノ・ソナタ第9番
・ピアノ・ソナタ第4番
・ピアノ・ソナタ第22番
・ピアノ・ソナタ第32番

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by studioacanthus | 2008-12-04 08:29 | コンサート関係

学校のストライキ

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       イモラでのハロウィーン、ベンとマリアと。
こんにちは。友理です。今は英語の猛勉強中です。
この前10月30日に学校のストライキがありました。
ボローニャは静かでしたが、その日レッスンのために行ったイモラでは
高校生達が道で大きな音を立てたり紙ふぶきみたいのをばら撒いてたり
大騒ぎしていました。。
道を歩いていると
「Yuri!元気?」と韓国のイモラ生に声をかけられました。
「わあ~久しぶり。私は大学が忙しくて死にそうだよぉ」
「ひゃあ~私は暇で死にそうだわ!」
???・・・

イモラは(他のヨーロッパの大学もそうかもしれませんが)
日本の学校のようにシステム化されたところで勉強するのではなく
やりたい者は自由にできるし、サボりたい者はいくらでもサボれます。
中にはイモラアカデミーと言う名前やヴィザが欲しい人、
兵役を逃げたいための人もいて
学費を払うだけで全然レッスンや進級試験を受けない人もいるそうです。
もったいない・・・

さて、ボローニャ大学のストライキは11月14日にやるそうです。
なぜこんなに学校のストライキが続くかというと。。。
世界の経済減退の波が文化面に押し寄せてきたのか?
今年から政府が制度を変え、先生の数を減らすそうです。
先生の数を減らしても授業数は減らない、矛盾だらけの制度だと主張する
左派の先生、生徒と右派の人たちがぶつかりストライキしているそうです。
ある先生によると、
イタリアの国立(もしかしたら公立も入れて?)音楽大学はなんと68校!
ロシアは4校だそうです。日本にいたってはたったの1校。(だよね??)
68校の音大の中には教員が自分の職(生徒)を持つために
ろくに弾けない生徒も自分の職のために入学させるということも多々あるんだそうです。
その68校すべてにお金を出さなければいけない政府はやってられませんね。
イモラアカデミーは私立なので直接影響は受けませんが、大きな波は避けられない。
入学人数を増やしたと言ううわさが・・・

その一環で今年の入学生からボローニャ大の制度が変わりました。
音楽学校に限らず大学の先生も減るみたいで、以前書いたゲヴァラ先生も
ボローニャ大学を去るとか。こちらは素晴らしい先生なのにとっても残念です。
「ゲヴァラ先生どうするんだろ?」
「アルゼンチンに帰って牛の乳搾りながら言語学考えるんじゃないの。」
・・・・・・・・・・・・・

滅多に授業に出てこられない発音のハッキリしない著名おじいちゃん教授たちこそ
去ってくれればいいのにね。と学生たちは言っています。^^;

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by studioacanthus | 2008-11-06 07:19 | イタリア生活

緊張のイモラ音楽院進級試験が終わりました

8月の末から続いていた緊張の日々もやっと終わりました。
本当に一安心です。

心配していたぶっ続け3時間のドイツ語のテストも無事合格しました。
あんなにあせって勉強しまくったことは無いです。
手が痛くて鉛筆も持てなくなるほど!
夜、布団に入るころには、もはや右腕に力が入らない。
ピアノは何時間弾いても腕がだるくなったり
指が痛くなることは無いのに、鉛筆を握るというのは
すごい力が入ってるんですね(笑)

アカデミーの試験は、日本でリサイタルしたのとは
また少し違うプログラムで、(近現代を追加しシューマンのソナタを新しい
ベートーヴェンのソナタに総とっかえしたりで)間に合うかと思いましたがなんとか。
私の本番の中でアカデミーの試験ほど緊張することはないです。

今回の試験も全てのマエストロがいらっしゃっていました。
スカラ、マルガリウス、ペトルシャンスキー、リサリティ、ラッタリーノ先生

私の試験は朝10時からだったので朝6時起き。
しかもその日は電車のストライキの可能性があったので
バスでイモラまで。。。アカデミーに着くまでが大変でした。
バス停から試験場までの道で偶然マルガリウス先生とばったり
お会いし、コーヒーをご馳走になり、
『うまく弾きなさいよ。試験だと思わずにリサイタルだと思って弾きなさい。』
カツを入れていただきました。

そのおかげかどうかわかりませんが、今までの試験より
自由に弾けたような気がします。
終わった後にはマルガリウス先生が駆け寄ってきてくださり
『ブラヴァ!すごく良かった!今までの中で一番良かった!特にショパンの4楽章が!』
そしてマルガリウス先生の娘さんでアシスタントをしている
アンナ・クラヴチェンコ先生も
『良かったわよ!私はショパンの1楽章が一番良かったと思う。去年より本当に成長したわ!』
とお二人から一番うれしいお言葉をいただきました。
マルガリウス先生は厳しく、今まで試験では完全なるお褒めの言葉を
いただいたことがなかったのでなおさら嬉しかったです。
スカラ先生も『ブラーヴァ』とニコニコ顔でハグしてくださいました。

やっと休めると思っても、明日から今度は大学の授業が始まります。
また忙しい毎日です。。。

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by studioacanthus | 2008-10-01 07:38 | イタリア生活

20歳の誕生日パーティー

イモラからボローニャ大学へ毎日通うのは精神的にも体力的にも限界だったので
12月あたりからずっとボローニャの家の物件を探していました。
またこれが大変。
ピアノを弾ける環境であるかどうか、広さと値段が合うか。
ボローニャは古い建物が多いので床と天井が木であるという建物が非常に多く、
気に入ってもこの問題で没になったものが多くありました。
大学の授業の合間を縫って何十件も家を実際に見学。
5ヶ月経ってやっと気に入るものを見つけることができました。
もうあと1週間くらいでイモラとさよならします。(アカデミーには通います)

そんなあわただしいなか20歳の誕生日を迎えました。
マリアはまたドイツに、私はレッスンがあったりと
その当日には祝えませんでしたが、17日にパーティーを開きました。
ピアノ関係の友達5人と大学の友達5人。
パーティーと言ってもピッツェリア(ピザ屋さん)で集まって
みんなでピザを食べて終わりだったんですけどね(笑)
ピザを食べる前にベンが
『ユリ、ちょっとスピーチしてもいいかな?』
と人差し指を立てて(笑)
いったい何が始まるのかと思ったら
『僕はイタリア語が苦手なのでゆっくり英語をしゃべるのでわかってくれると思う。
僕たちは2年前同じ時期からイモラに住み始めました。
ユリは素晴らしい人格、才能・・・云々・・・誕生日おめでとう!』
ベンのほめ殺しスピーチ。
そして、みんなでカンパ-イ!
イタリアで初めて開くパーティー。
それに友達同士が皆知り合いというわけではないので
楽しんでくれるかどうか不安だったのですが
パーティーの最後にはみんなが
『本当に楽しかったよ!呼んでくれてありがとうね!みんな良い友ばかりだ。』
と言ってくれたのでお招きしてよかったです。
イモラの友達とボローニャ大の友達の間でメールアドレスも交換したそうです。
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マリアと
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ベン・スクーマンは日本ではあまり知られていないけどユニサという南アフリカの大きな国際コンクールで2月に優勝しました。
ミハイル・リフィッツもイモラに来ていて次の日レッスンなので途中でお帰りに。
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ヴィレル・ヴァルボネジは浜松国際に出場、彼も遠いので早くにお帰り。
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最後にみんなで記念撮影

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by studioacanthus | 2008-04-27 20:18 | イタリア生活

ペトルシャンスキー先生の公開レッスン

よく晴れた寒い朝、ペトルシャンスキー先生がタクシーから降りて来られました。
『nice to meet you! 』とお互いに威勢よくご挨拶いたしました。
決まり文句の次、何を言おうかしら??何も言えないわ・・・
『I can't speak English...』
『me too,Yuri's mom?』
『ya,』
『Yuri is fantastic!!She speeks English very well more than I 』
『Thank you,thank you』

こんな感じで始まりました。
レッスンは滞りなく進みました。
たくさん弾いてくださったし、スクリャービンが絶品。。
ロシアでのルバートの解釈、時の流れ、面白かったですね。

一口でレッスンの内容を書くと
スクリャービンでは音の溶かし方、ショパンではフレーズの運び、
ドビュッシーでは色彩、モーツァルトでは躍動、
それぞれポイントがありました。
とても難しい内容のものでしたが実はこれくらいのことは
多少の専門書には書かれています。
ですから、な~んだ、わかってることばかりだからいいわ!行かなくて良かった。
なんて早合点してわかったわかったと思う方は甘いです。

文書や音符で書かれていることを音にして表現した場合
どんな響きになるか、どんな気持ちがするのか
これがピアノという楽器を使った芸術です。
時々、ピアノのHow to本を読みまくっているのにわからないと生徒が言いますが
いくら読んでも響きの答えは出てきません。
知識は増えても心に訴える音は生の音を聞かない限り
答えはいつまでも闇の中なのです。

言葉で表せない心の言葉を音にする。

言葉と音楽の響きは別の世界のものなのです。

だから本来演奏には言葉は要らないのです。
なのにトークコンサートというのがはやる。
なんだかわけのわからない時代になっています。

この公開レッスン、はじめは全然乗る気ではありませんでしたが
『先生がたくさん弾いて下さる』の一言で場所を提供しました。

小さい生徒さんは都心までリサイタルに行くことはなかなかできないので
少しでも本場の音楽を身近に聴いてもらえたらと思い開きました。

多くの人に喜んでもらえたようで良かったです。
最後のお茶は異常に盛り上がった!!

『See you again in Imola!!』でお別れをしました。
いつのことだか・・・
まずはパスポートの更新から。。

写真は後日アップします。
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by studioacanthus | 2008-02-14 22:12 | ピアニスト

ゾルターン・コチシュ氏のマスタークラス

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人生最大の疲れと季節の変わり目とで体調を少し崩してしまい喉が痛いです(><)

先週、ゾルターン・コチシュ氏のマスタークラスをうけることができました。
前回は日本帰国中だったので私が受けるのは初めてです。

私は初日の午前中でした。その日はもちろん大学を休みました。
弾く前からコチシュ先生は『ワタシ、エイゴ シャベリマス。』と日本語で!
今は新曲ばかりですぐ弾ける曲が無かったのでバラードの3番を見ていただきました。

最初に通して弾いた後、また日本語で
『トキドキヨカッタ、トキドキヨクナカッタ、
キミノショパンハーComplicate、フクザツ^^』
他の聴講者は日本語だったのでキョトン。

本当にたくさんの日本語を知っておられました!
そしていつもニコニコ^^
青い瞳(ひとみ)が本当に綺麗でした。
写真ではよく見えませんが、透き通っててキラキラしてて、見惚れるような瞳でした。
あんなに目に印象が残った人は今までいません。

日本語は堪能で、しょっちゅうジョークも言われるし、
常に笑顔で本当にこれが世界のコチシュっていうほど気さくな方でした。
偉い先生ほど偉そうぶってないんですよね。
ある生徒が
『マエストロはほかでもマスタークラスをやってるんですか』
『僕はディレクターなので教えてはいない!』

先生はいつでも元気がよく、お茶目でしたが、
私の前の男の子が弾いたときは『つまんなかった。』
とか言われて、ひえ~~・・怖かったです。

ロベルト・シューマンのことを
『クツノヒト(靴の人、shoe man)』と言われたり、(ジョークです(笑))
『ワタシハ アナタヲ アイシテオリマス!日本語は長いよ!
ただのI love youなのに!』
と言われたり。
アカデミーの生徒たちとお昼を一緒に食べたときに
ドイツ語のわかる友達に私が覚えたてのドイツ語で『おいしい?』と訊いたらその友達の
代わりにコチシュ先生が日本語でわたしに『オイシイデスカ?』と訊いてきたり、
『ぼくはトロとか好きだけど高い。赤貝も好き。』 って一人でぼそぼそ。
『私も赤貝好きです。』って言ったら
『サヨウデゴザルカー!』と大声で叫んだり^^楽しかったです。

最後に写真好きの日本人なので
『写真とらせてもらっていいですか?』
『もちろん!ああああ・・・だけど写真きらーい・・・』
と駄々っ子のように顔をくちゃくちゃにして、
『デモ、イマハ、イイデス。』と言ってくれました。
母に見せたら
『コチシュは若いとき、「ハンガリーの三羽鳥」と言われ
かっこよくて若い子にモテモテだったのよ。いい手しておられるねえ。』
大学のお友達に見せたら
『これほんとにマエストロ??酒飲んでない?』
昼食のときに飲まれたので、その4時間後の

『正真正銘のゾルターン・コチシュ先生です!』

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by studioacanthus | 2007-10-21 21:00 | ピアニスト

イモラアカデミーの試験が終わりました

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やっと試験が終わり、大学もなんとかなりそうな感じですが
日本じゃありませんから最後までわかりません。
でも一息ついているところです^^

アカデミーの進級試験ではモーツァルトのジュノムを弾きました。
曲には難しそうに聴こえるけど弾いたら簡単な曲もありますが
聴いた感じより実際に弾いてみたほうが難しいのがこの曲。
3楽章とかテクニック的にも運指が難しく速いし
冒頭部はずっとソロなのでけつまずかないか結構怖いです。

イモラのホールである試験会場の舞台は、舞台が斜めになっっているんです。
初めはびっくりしました。弾いているうちに右にだんだん寄ってくるのです。
イタリア人だから適当な設計で適当に造って歪んでいるのかと思ったら、
別のホールでも。また別のホールでも。
できそこなそこないだらけのホールが多すぎるので
人に聞いてみたら演劇用とかで、後ろに立った役者さんの顔も
見えるように、との理由で舞台奥の方が少し高くなっているんだそうです。
ピサの斜塔。ボローニャの斜塔。
斜めが多いのでてっきりステージも斜めになったのかと思ったら、
斜めの設計だなんて、びっくりです。
だからピアノを弾く側とすると、右のほうが下がってて
すんごい弾きにくいんです。
今回初めて黒のパンツで本番してみたんですが
そのパンツがちょっとすべる生地で、弾きながら右のほうに
体が滑っていっちゃって^^;何回も座りなおししました。
でもどんな環境でも弾かなきゃいけません。

細かい音も全て聴こうと努力しました。
結構繊細なモーツァルトになったと思います。自画自賛\(^o^)/
大体は満足のいく演奏になりました。

終わったあとマルガリウス先生に言われました。
「たくさんよいところがあった。
音がハッキリしてキラキラしてて綺麗だった。
でも、ちょっと現実的なモーツァルトだった。もっと幻想的に
弾かねばならん。幻想的だけど、音はクリアにするんだ。
難しいのはわかるがやらにゃならん。まぁまだ若いし、いろんな
音楽聴いて勉強していきなさい。ほかの人の試験も聴きにきなさい。」
ということで次の日にやっていたSofia Gulyakの試験を
聴きに行ってきました。
彼女は最近大きなコンクールなどで賞を取りまくってて絶好調。
私が知っているだけでもサンマリノ、ブゾーニ、ヘルシンキを含み
20個くらい1位や最高位を取っています。

すごくうまかったです。もうすでに自分の世界を
持っていて余裕だし、体格もいいのでいい音もでます。
音に対する集中力が違うなと思いました。

来週になると例の仲良しさん二人がイモラに戻ってくるので
にぎやかになり楽しみです^^
(Benは6月に試験を終えてるけどMariaは飛行機に乗り遅れて
一週間帰国が遅れて試験を受けられなくなってしまいました。
ペトルシャンスキー先生が「Yuri, 君の友達はどこ行っちゃったんだろうね(笑) 
土曜日にロシアで交通渋滞があることぐらいわかってただろうに。」
私に嘆いておられました。
また新しい曲が始められるので嬉しいです^^

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by studioacanthus | 2007-09-29 20:44 | イタリア生活

イモラ国際ピアノアカデミー進級試験

相変わらず大学の方は何も進展していません。

昨日、友理はイモラアカデミーの進級試験のリサイタルプログラムを終えました。
昨日の先生方は日本でも有名な優しいスカラ先生はじめ、マルガリウス先生、
ペトルシャンスキー先生はもちろん、リサリティ先生、ラッタリーノ先生、
もしかしてイモラ総勢の先生なの?と思われるほど、
10人くらい聴いておられてそれだけでも緊張したそうです。
名高い先生にナマでお目にかかるだけでも緊張するのに
そんな偉い先生方に聴いていただけるなんてとても光栄なことです。
日本でのリサイタルプログラムの上に現代曲、スカルラッティを増やし
合計60分以上休憩なしで弾いたそうです。
私が60分続けて弾くと思うと気絶しそうです。^^;

今の芸大は私が在学していた当時より試験が楽になっていると聞きましたが
それに比べると進級試験だけでもイモラアカデミーの大変さがわかるかと思います。

明日コンチェルトを弾くそうです。友理はどうもタヴェルナさんの後だとか^^;

前々から友理のときのイモラ音楽院の入学試験などについて書き残しておきたいと
思いながらもう2年も経ってしまいました。
記憶が完全になくなる前に書くつもりではいます。
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by studioacanthus | 2007-09-25 23:18 | イタリア生活

試演会

こんにちは。やっとコンサートが終わりほっと一息ついているところです。

かなり長い間、ブログを書いてなかった気がします。
10日のコンサートやらイタリア-日本の移動などで疲れてしまって^^;
でも書きたいことは山ほど!
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イタリアで桜もどきの木の前で。この木はアーモンドかプルーンの木だそうです。

イタリアにいる友達たちに高幡不動で買ったお守りを
お土産であげました。
『何これ?』
『お守りだよ。』
『ふーん。。。』

そしてちょっと目を離したその隙に!!

『ちょっと!開けちゃ駄目だよ!』
なんと一人の友達はお守りの袋を少し開けてしまっていたのです。
日本人の私たちからすると、言われなくても
なんとなく開けちゃいけないんだろうなぁ
とわかるものですが、その友達はわからなかったようです。
『開けたらどうなるの?』
『効かなくなるんじゃない?』
『じゃあもう駄目じゃん。また買ってきて。(笑)』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、レッスンのために5日に学校に行ったら、
スカラ先生がジーッと私を見ておっしゃいました。
(スカラ先生はいつも話される時相手を凝視されニコニコ顔の
とっても優しい先生です。イタリア人は見つめる人ほんと多いです。
ていうかそっちの方が世界の常識ですよね。)

『いつの火曜日に弾きたい?』
『はい?』
『毎週火曜日公開リハーサルを始めたの知ってるでしょ。』
『ああ!火曜日だってことは知りませんでした。
じゃあ・・・明日弾きます。』
『いいよー。何弾く?』
『モーツァルトのソナタとショパンのバラード3番と英雄ポロにします。』
『じゃあ明日の夜9時にあのホールね。』

そして突如決まった次の日の夜・・・
ホールに集まったのはスカラ先生、マルガリウス先生、秘書たち、
イモラのチェントロ(中心部)に住む生徒、そのときイモラにいた生徒5~6人。

キャー緊張する~。。。
みんな音楽やってる人ばっかりだし。
マエストロが二人もいるし。
しかも人前で弾いたことのない新しい曲ばっかりだし。

内容は・・・ぐちゃぐちゃ。
焦っちゃってすごい速さで弾いてしまいました。

終わったあと。
スカラ先生とマルガリウス先生が私のところにいらして
『いや~よくあのテンポでポロネーズのオクターブの連続を
弾ききったね~!!!こわかったよ。筋肉あるね~。』
とスカラ先生が私の左腕をモミモミ^^;

『そうさ、こいつは筋肉あるんだ。』
とマルガリウス先生も私の右腕をモミモミ^^;

『でもそれにしてもアレは速すぎたね。レッスンでは
あんなテンポで弾いたことなんかないんだけどねぇ。』
とマルガリウス先生がスカラ先生におっしゃいました。

というか、あのポロネーズは一回しか先生に見せてない
から自分で勝手に弾いているようなもんだし・・・
見せたときはまだ始めたばっかりで全然弾けてない時だったから
テンポも何もなかったと思うんだけど・・・・・

と私は心の中で独り言をつぶやきながら・・・。
でもとてもよい勉強になりました。
ありがとうございます!です。

終わったあとは全員でバールへ直行。
スカラ先生のおごりでみんな飲み物をいただきました。
内容は散々だったものの、すっごくいい練習になったし、
これからもこの公開リハーサルで弾いていきたいです。

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by studioacanthus | 2007-03-13 06:52 | コンサート関係

私へのおみやげ 『ラドゥ・ルプーの写真』

友理が先週家に帰ってきました。
なぜか、あの子がいるととたんに家が騒々しくなるのです。

トランクのケースをドンとリビングに広げ
自分の洋服やお姉ちゃんのおみやげをそこいら中に散らかしています。
部屋の中は荷物が散乱。足の踏み場がない。。
昨日ようやく全部片付け少しきれいになりました。

彼女はさっそく受験の終わったお友達たちと会って一緒に夕飯。
やっぱり幼友達とは心が和むようです。

家に帰ってからはイタリアのお友達と一時間近くもスカイプでおしゃべり。
スカイプは無料なので喋りたい放題。
世界も時代も変わったものです。
本当かどうか、怪しいですけど、
毎日英語やイタリア語を喋っておかないと
ことばが重くなると言ってメールやおしゃべりをしています。

夜遅くに家族で節分の豆まきをしました。
豆を部屋にまくと拾うのが大変なのでテーブルの上で
『鬼は外~福は内~』と言ってそっとテーブルから豆が落ちない
程度に転がしました。省エネ豆まき^^;
最後に窓から外へ思いっきり『鬼は外~』と言って投げました!

イタリアから持ち帰った素敵なおみやげ。ラドゥ・ルプーの写真。
Click for big size photo
e0020941_1512396.jpg紙の写真なので大切にしまっておきます。宝物です。
ラドゥ・ルプーの優しい目が印象的です。
ルプーのコンサート
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by studioacanthus | 2007-02-04 11:08 | ピアニスト