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32人のピアニストによるベートーヴェン32曲のピアノソナタ

ボローニャも大分寒くなってきました。
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先日、イモラで”32人のピアニストによる32のベートーベン全曲ピアノソナタの夕べ”
という三夜かけてのコンサートがありました。

このコンサートは、ソナタ1番からソナタ32番を
ベートーベンの書いた順番に弾くというのではなく、
ラッタリーノ先生の意向で、場恋慕医務!(バレンボイム)がベートーベンソナタ全曲を
CD録音した際に取り入れた順番で行われました。
最初のソナタ1番と最後のソナタ32番は変更せず、その間の30曲は
お客さんのために、聴いていて楽な曲、重い曲というように交互になっています。
あの有名な『悲愴』は名前は”悲愴”で重そうだけど楽なほうに入るんですね。

私が今回弾いたのはベートーベンのソナタ1番。
ほんとは違うソナタを弾きたかったんですが”今1番弾ける人、友理しかいない”ってことで
トップになりました。

トップバッターがコケるわけにはいかない、

アカデミー全ての先生方が聴きに来ている、

ラジオで放送される、

CD録音してアカデミーの記録として音源を永久保存する、
(本格的なカメラマン、音源装置、大きなスピーカーが設置されていました)

など緊張満点な状況の中、マルガリウス先生に言われたことに
注意しながら集中して弾きました。

弾き終えたとき、最初のソナタにもかかわらず大勢のお客様がブラヴァと
叫んでくださり、またホールの一番後ろに座っていた
マルガリウス先生が万歳して手を叩いてくださっているのが見え、
本当にうれしかったです。^^v

4楽章が少し速くなって、あやや・・・と制御が利きませんでしたが、
それでも「死んでる音楽じゃなく、とても生き生きしていたから良かったぞ」
とおっしゃってくださいました。

マルガリウス先生と初めてのツーショット
今、ショートカットなんです。ハロウィーンの写真は去年の物^^;
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バレンボイムが考えた順番。興味のある方はどうぞ。

 ピアノ・ソナタ第1番
・ピアノ・ソナタ第18番
・ピアノ・ソナタ第29番『ハンマークラヴィーア』
・ピアノ・ソナタ第2番
・ピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』
・ピアノ・ソナタ第10番
・ピアノ・ソナタ第26番『告別』
・ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第12番
・ピアノ・ソナタ第25番
・ピアノ・ソナタ第28番
・ピアノ・ソナタ第5番
・ピアノ・ソナタ第11番
・ピアノ・ソナタ第19番
・ピアノ・ソナタ第20番
・ピアノ・ソナタ第23番『熱情』
・ピアノ・ソナタ第7番
・ピアノ・ソナタ第13番
・ピアノ・ソナタ第27番
・ピアノ・ソナタ第21番『ワルトシュタイン』
・ピアノ・ソナタ第15番『田園』
・ピアノ・ソナタ第3番
・ピアノ・ソナタ第24番
・ピアノ・ソナタ第30番
・ピアノ・ソナタ第16番
・ピアノ・ソナタ第14番『月光』
・ピアノ・ソナタ第6番
・ピアノ・ソナタ第31番
・ピアノ・ソナタ第9番
・ピアノ・ソナタ第4番
・ピアノ・ソナタ第22番
・ピアノ・ソナタ第32番

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by studioacanthus | 2008-12-04 08:29 | コンサート関係

Roveretoで弾いてきました。

ロヴェレートで弾いてきました。
この街は3年前にも行ったことがあったので
今回弾かせていただく場所はすぐわかりました^^
イタリアの北部のせいか、ちらほらドイツ語を話している人もいました。

その前にまず一晩お世話になるアパートのご主人とご挨拶。
とっても感じのいい白髪のおじいさんでした。
「わしはな、奥さんと娘二人と暮らしてきたから
女の子が家にいるのに慣れてるんじゃよ。
男を泊めたくはないんじゃ。だって女の子の
方が静かにしてるし、わしは女のように座っておしっこするんだが、
よその男はどうするかはわからんじゃろ?トイレを
汚されたくないんじゃ。」
なんて初対面の私に言っていました^^;
たしかにお部屋はぴっかぴかで綺麗でした。
夜ご飯も朝ごはんも何から何までしてくださって
とっても親切なおじいさんでした。

さて、今回はイタリアモーツァルト協会の事務局も
あるCasa Mozart。(モーツァルトの家)
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昔モーツァルトもここでリサイタルをしたそうです。
見ためはあまり古く感じられませんが、
大門を入ってのところなど、当時は馬車で
乗り入れてたんだよ、など以前先生から聞いていて
感慨深かったです。
馬車の轍(わだち)の跡などは当時のままだそうです。
さすがにピアノは数年前の新しいスタインウェイでしたが。
リハのときは残響もあり、モーツァルトのソナタはとても弾きやすいなぁ、
と思ってたら、当日はお客さんが入って残響はほとんどなくなりました^^;
やはりモーツァルトの音楽には
これくらいの小さめなホールがいいんだと思いました。
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モーツァルトの自筆譜が最近新たに発見されたようで
それに関する新聞記事などもお客さんに配布。

私自身はあまり上手く弾けたとは思いませんが、
お客さんはニコニコと喜んでくださって本当によかったです^^
お花まで頂きました^^日本の花束と感じが違います。濃いーですよね。
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by studioacanthus | 2007-06-27 21:22 | コンサート関係

Arezzoの街に行ってきました。

こんにちは。友理です。今、日本にいます!
日本に帰ってくるたび、鼻炎がひどくなっちゃって。><;
イタリアではあんまり鼻はつまらないのに日本に帰ると
喘息やくしゃみ、目のかゆみ。
ウチが汚いんでしょうか。たぶんそうです。^^;

5月の初めにコンクールを受けてきました。
Arezzoという街で、あの有名なイタリア映画、「La vita e' bella」、
英語でいうと「Life is beautiful」で使われた街です。
それを父は「beautiful life」と言っていました^^;
父は「意味は一緒じゃ!」と言いましたが,そうかなあ?
「美しい人生」と「人生は美しい」
ただの単語と完全な構文との違いで
人生という言葉にかかる重みが全く違いま~す。
各国で多くの映画賞を受賞した名作です。
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さて、コンクールの要項書に「ピアノ部門は朝8時30分に集合」
とありました。しかしイモラからアレッツォは電車で3時間。
朝5時から電車になんか乗りたくない。
前日からホテルにも泊まりたくない。
ここはイタリア。話せばなんとかなる国です。
銀行、郵便局、警察、変な人などは話してもだめなものはだめ。
前日にコンクール事務局に電話。
「遅れて行ってもいいですか~?」
「いいわよー。どうせあなたの部は最後だし。」
やっぱりね^^

そのコンクールで知り合ったナポリ出身のFくん。
彼は日本が大好きで独学で日本語を勉強したそうです。
「ゴハンヲ タベニ イキマショー」
私とFくんともう一人の日本人参加者の方とレストランに入りました。
Arezzoはイモラより南に位置するからかピザの生地が厚い!
イモラのピザはわりと薄めの生地ばかりのような気がします。
彼は私の書いた走り書きの「最終電車」
という漢字の電車が読めたのだからスゴイ!
最終はさすがに知らない漢字だったそうです。
会計の時、私は7ユーロ食べたんですが、
2ユーロしか小銭がなく後は50ユーロ札。
なのでFくんが5ユーロ分を立て替えてくれました。
「後で絶対払うね」
と言ったもののそれきり彼に会えなく、
そのまま帰ってきちゃいました。どうしよ。

弾いた後、Arezzoの街を観光しました。
イモラのような平坦な街ではなくけっこうな坂を下りたり上ったり。
観光客もかなりいましたし、街中に映画のポスターが。
使われた広場はPiazza Grande、(大きい広場)という名前です。
なんて安直な。。。
もう夜の7時だったので店はバタバタ閉まるし、教会もおしまいで
この広場以外は行けませんでした(;_;)

結果は1位でしたが、absolute (満点)でなかったので
賞金はもらえませんでした。残念(TT)

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by studioacanthus | 2007-05-15 16:58 | イタリア生活

ボローニャでのリサイタル

10日にボローニャのオラトリオ・ディ・サン・ロッコ (l'Oratorio di San Rocco)
という場所で弾いてきました。
オラトリオとは祈祷所という意味でそのホールは教会の中にありました。

5時からのコンサートで3時10分からリハーサルをしていい
と言われていたので2時半に行く、ということを前日に確認。

そして2時40分に到着。
下の門を開けてもらうためにベルを押す。

・・・・

もう一回押す。

・・・・。

まーただ!なんでここイタリアはこう、物事がスムースに
進まないんでしょうか!絶対何かあるだろうと思ってましたが。
もうこうなったらそこいらへんにあったベルを全て片っ端から
押していくしかありません。
そのうちの一つが返事をしてくれたので、
『今日夕方にここで弾く者ですが門を開けて
教会に入れてもらえないですか』と頼みました。
その人はホールには全然関係のない人でしたが
開けてくれました。

そしてホールに入るにはまた次の門があってまた錠で閉まってる。
もう仕方なく階段で待つこと数十分。

下から誰か来た・・・
コープの買い物袋を持ったおじいさん。

『あのー今日夕方弾く者ですけど。』
『ホールに誰もいなかったかね?あれれ。あいよ、開けてあげよう。』

おじいさん、その錠の鍵を持ってました。

『この教会はね、16世紀前後に作られたものだよ。綺麗でしょう。』

本当に綺麗でした。
シャンデリアを美しく撮ろうとしたらこんなに暗くなりました。
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本番のステージはもっともっと明るかったです。
石造りなので響きもほどよく残響があって弾くと気持ちがいい。
天井にも壁にも素敵な絵があリやっぱり歴史を感じます。

早速リハーサルをしていたら誰かが入ってきました。
その人はいすに座ってじっと聴きだす。
まだコンサート開始までかなりの時間があるけど暇だから
早く来たんでしょうね。

お客さんもほぼ一杯入ったところでコンサート開始。

実に久しぶりの本番。
ですが直前のマエストロとの公開リハーサルのおかげもあって
そこまで緊張もせず弾けました。
モーツァルトとバラードは今までにないほど集中しました^^
腕に力も入らず、まぁ満足。
ポロネーズはちょっとイマイチでしたが、
オクターブ、マエストリの注意どおり落ち着いて、
速くならないように(笑)

後半、休憩の後は例のチェルニーとラフマニノフのコレルリ変奏曲。
チェルニーは散々チェルニーの悪口を言っていたので祟りがあったか?
いや、単に私の練習不足のため指がもつれかけたけど^^;
お客さんが本当に暖かい。
皆、ニコニコして暖かい拍手をしてくださいました。
もちろんブラヴァ!
こんなに弾いていてお客さんのぬくもりが伝わってきたのは
今回が初めてです。嬉しかった(;▽;)
ラフマニノフもなんとか無事終わり
アンコールにショパンのエチュード。

最初から最後まで暖かいお客様に見守られコンサート終了。
準備期間が非常に短かった今回のコンサート、
無事終わり満足です。

次回は動物園 in ITALIA! です。
おたのしみに!!

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by studioacanthus | 2007-03-15 07:19 | コンサート関係

ボローニャのコンサート

去年の暮れ辺りに今度の3月10日のリサイタルについてのアドレスを
送ってきていたのですがそのままにしていました。
どうせ見てもどこだかわからないし聴きに行けるところでもないので
放ったらかしにしていました。
でももうすぐ10日じゃありませんか。
コンサートカレンダーがあったので見てみたら赤い字で書かれている所の下に
青字でYuri Watanabe ,pianoforteと書かれていました。
おう、イタリアにしたら上出来のリサイタルカレンダーじゃないか。
イタリア語なので分からないなりにも見てみると
名前の下に書かれている下のプログラム!
ベートーヴェン、チェルニー、リストとなっている。
ベートーヴェンもリストも弾かないんですけど^^;
また、、イタリアだわ。

そのリサイタルのために先日夜9時から(おそいでしょ)
スカラ先生とマルガリウス先生、そしてイモラ在住の生徒みんな呼ばれて
試演会として聴いてくれたそうです。
そのあと、スカラ先生のおごりでバールでおしゃべり、楽しそうです。
そのときの様子は友理がすぐにアップすると思います。
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by studioacanthus | 2007-03-08 21:00 | コンサート関係

8月17日 イタリアでのリサイタル

イモラから少し南に位置するBrisighellaという街で弾いてきました。
イタリアの演奏会が始まる時間は普通9時。
私の演奏会開始時間は9時15分の予定でした。

前日に『演奏会の記事を3つの新聞に載せるから』と突然カメラマンが
写真を撮りにやって来ました。
カメラマンは私にいろいろなポーズを要求してきたので言われるままに頑張って
格好をつけました。いつも同じ服だわ^^;
e0020941_2051083.jpg当日9時15分から始まる、ということだったので少しお昼寝してから3時にお迎えに来てもらって到着後すぐ会場でリハーサル。8時に練習終了したら主催者が取っておいてくれたホテルの部屋に
監禁?されました。
『ここで寝てなさい。あ、ここ虫除けスプレー置いてくから。』
会場の近くにプールがあってそこで大量発生したのであろうボウフラの成虫姿、蚊が私を猛攻撃して何箇所も刺されててかゆいのなんのって。
しかもホテルに行ったころから、原因不明の痛みが背中に広がる。
背中を後ろ左斜め30度くらいに曲げると鳥肌の立つような変な痛みが起こる。
もーう、やんなっちゃう。なんで本番前にこんなことが起こるんだろ。
治る気配もなく、そのまま弾くしかありませんでした。



9時に主催者と会場に向かい、急いでドレスに着替える。
9時15分・・・
『ちょっと待ってね!30分から始めよう。』
『はい。』
9時30分・・・
『もうちょっと待ってね!まだお客さん、いっぱい来てくれてるよ^^』
文化の違いだと思いますが
日本では集客が大変なのにイタリアは200人くらいはすぐ集まります。

この時になってやっと、初めてのリサイタルなんだなぁ、
私のピアノを聴きにきてくれるお客さんがいるんだ、
って実感が沸いて感激しました^^
袖で幸せに浸ってました\(^▽^)/
こんな私を母は鈍感娘と言います。
わざわざ聴きにきてくれるんだからキチンと弾かなきゃって少しは思ったんですが、
もう今さら練習できるわけでもないし、素直に、『幸せだなぁ~』としか
思いませんでした。もっと早く感激すれば良かったんですけど。

結局始まったのは9時40分。
もういい加減に始めて!ってくらい待ちくたびれちゃって
ピアノの前に立てたときは、
『やっと始まった~!』
嬉しくなっちゃいました。
今までに無いほどリラックスして弾けたので本当に良かったです。

終わったあとはおじさんやおばさん、
そして小さい子がサインを頼みに来てくれたりして、幸せな一日でした。

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by studioacanthus | 2006-08-17 21:02 | コンサート関係

8月1日 イタリアでの初めてのリサイタル

この前、イモラに残ってる友達と話しました。
『日本は涼しくていいよ~^^』
『こっちなんか40度よ!!!!!』
帰ってきて正解です^^

しかし、またあの暑い中に戻らなければいけません。
というのは、8月8日の夜にある市の音楽祭に招待されたからです。
初めてのソロリサイタルがイタリアの音楽祭なんて!!感激です。

五月のある日、まったく知らないおじさんが電話してきました。
『明日、君の家に行くから。』『えぇ??』
次の日、何だろうと思いながらも一応待っていたんですが
おじさんは結局訪ねてきませんでした。

やっぱ怪しい人だったのかな。。。

3~4日経ったころいきなり
『この前電話かけたんだけどー!』
と家の呼び鈴を鳴らしまくり。
怪しい人ではなさそうだったので玄関を開けました。

そしてちょっと話を聞いたところ、
そのおじさん、私にコンサートで弾かないか、と言ってくれたのです!
ついでにそのおじさんは
『ギャラいくらがいい?』
『へぇ~ギャラいただけるんですか?いくらくれるんですか?』
『僕が君にギャラの額を聞いているんだよ?』
初めてのことで全然見当もつかなかったので
『じゃあ、000ユーロくらい?』
と控えめに言ったら
『へぇーーー!? そんな少しでいいの?』
『わかんない・・・。じゃあ、その2倍くらい??』
『もう良いよ、考えといてね。』

後で聞いた話なんですが、
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アレクサンダー ロマノフスキーというヨーロッパでは
有名なピアニストが、私を推薦してくれていたそうです。
(サーシャことロマノフスキーは、同じ門下生で彼自身も2004年に出演)
またおじさん自身もたまたま?3月のコンクールの受賞者演奏会にいらしてて私の演奏を
聴いてくれていた、というまたとない幸運が続き、このような機会をいただくことができました。
最初で最後のリサイタルになるかもしれません^^;
4日にイタリアに行き、11日にまた日本に帰ってきます。
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by studioacanthus | 2006-08-01 20:58 | コンサート関係

3月12日 コンコルソ珍道中 そのⅡ 渡辺友理

早くつづきを書くつもりでしたのに何でも直前に決まるイタリア、
とても忙しい週になってしまい頭がまわりませんでした。^^;

コンクール当日・・・

集合時間の1時間半前に起きました。早速朝ごはんを食べようと
Breakfast Roomへ向かったら・・・・・・・・

閉まってんじゃん! も~う ほんとにいいかげんにしてよ!
しかし朝ごはんを食べないまま弾くわけにはいきません。
幸いその部屋の鍵がさしっぱなしになっていたので
勝手に入り勝手に少々食物を頂戴して自分の部屋で食べました^^

会場にはすでに人が結構いて、壁にはコンクール参加者の紙が貼られていました。
紙には、氏名、生年月日、師事している先生、曲目が書かれていました。
日本のコンクールと違って弾く人の全てがわかりおもしろかったです。
私は17歳以下と35歳以下の二つのカテゴリーを申し込んでいました。
待っている間、また暇だったので事務室に入り、今度は本当の秘書さんとまた雑談^^;
これまた感じのいい方でした^^
そろそろ私の番かな~と思い、さぁ出陣!
ホールに入って、
審査員は・・・・5人。そして、あらびっくり!
昨日荷物を運んでくれたおばさんが審査員席に座ってるじゃありませんか!
となったわけです。
17歳以下のカテゴリーで17分、35歳以下のは30分のプログラムで弾きました。
結果は運良くどちらも1位。( Absolute winner )

ふう~よかった^^  これで赤字にならなくて済んだ^^;

その受賞者コンサートが昨夜行われ、またひょこひょこ行ってきました。
コンサートの前に一人でボーっとつっ立っていたら、
審査員だったおじさんが話しかけてきて
『君、5月13日にリミニ、来年ボローニャでコンサートもてるからね。』
『はっ?私弾けるの??』
『弾かなきゃいけないんだよ、1位だから。』
『えぇ~ホント!?』
何がどうなってるのかよくわかりませんが
小さいコンクールでもこうやってあとに本番の舞台をくれるというのは
とってもありがたいことです。
日本のコンクールとは全然違う、と思いました。
このコンクールを教えてくれた友達に本当に感謝してます。
コンサートでは初めてブラバー(ブラボーは男性に対して、私は女なのでブラバーらしい)を
いっぱい頂きカーテンコールまで勢いでしちゃいました。
こんな反応は私にとっては初めてだったので嬉しかったというより驚きました。
感謝!感謝!です。

そしてこんな自慢話のようになったブログを最後まで読んでくださって
本当にありがとうございます。

しかし・・・コンクールに行く時イモラ駅まで自転車に乗っていきそこに一晩
置いていた自転車がない!!どうやら盗まれてしまったようです。
やっぱり運の良い事はつづかない・・・                         
     
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by studioacanthus | 2006-03-12 22:03 | コンクール

3月8日 コンコルソ珍道中   そのⅠ 渡辺友理

先日、小さなコンクールを受けに行ってきました。
コンクールを受けた理由は本番を踏みたかったこと、賞金が欲しかったこと、
そのためにたくさん練習したかったことです。
1位になれば1200ユーロ(168000円) しかし、2位以下は賞状とメダルだけなので
1位にならない限りホテル代や旅費など赤字になります。がんばらなくっちゃ。
Click for big size photo.
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さて、コンクールの前日から泊まりで出発。
1時間ほど電車に乗って窓の外をぼんやり眺めていました。空がきれい。。。
町と町の間は北海道に来た感じでした。
さっそく予約をしていたホテルに向かいました。
しかしここで良いのだろうか、どう見てもホテルとは思えないドア。
一応呼び鈴を押してみましたが、何度押しても応答無し。
ふと、呼び鈴の下を見ると『ここに電話してください。』と書いてあります。
いったいどうなってるの?
『あの、予約した者なんですが、ドア閉まってるんですけど。』
『あぁ、現在そのホテルはやってません。』
『はぁ・・・?』
明日コンクールなのに今夜は宿無し!?そんな~!
仕方が無いので荷物をガラガラ運びながらコンクール会場に向かいました。

会場でまず会ったのがおばさん。
『事務の方ですか?英語しゃべれます?』
『事務じゃないのよ。ごめんなさいね。英語もしゃべれないの。
でももう少ししたら英語しゃべれる人が来るから。 あ、もう来たわ。』
やって来たおじさんも英語しゃべれるというほどではなかったんですが、
なんとかホテルが閉まっててどうしようもないことは伝えることが出来ました。
そしたらそのおじさんがまた同じホテルに電話してくれ、
『あと2時間くらいしたら僕と一緒にそのホテル行こう。』と言ってくれました。
やっぱり親切なイタリアおじさん(^^)
2時間の間にコンクールで使うピアノも触ることができたので
試し弾きを終え、暇なのでさっきのホテルに電話をしてくれたおじさんと
イタリア語で頑張って話をしてみようと事務室に行きました。
そのおじさんも暇だったようで机に向き合って
『名前何て言うの?』、『どこに住んでんの?』、『あなたもピアノ弾けるの?』
などの私の質問攻めに丁寧に答えてくれました。
そうこうしているうちに2時間経ち、最初に会ったおばさんとホテルに行くことになりました。
その前に審査員は誰だろ?と思い、壁に貼ってある審査員の名前に目を通したら、
!?!?!?
ゲッ・・・もしかしてさっきのおじさんの名前じゃんっ!!
私は審査員相手に敬称ではなく親称でしゃべりつづけ、
『あ~ら、あなたもピアノ弾けるのね~』などと言っていたのです!!
しまった!どうしよう?!    でも後の祭り~

ホテルまでの間、私を連れていってくれたおばさんが
『あなた明日弾かなきゃいけないから私が荷物持ってあげるわよ。』
と言ってくださり、『すいません。』と言いながら階段もおばさんが持ってくれました。
そしてなんと!またそのおばさんも審査員だったのです^^;
(おばさんについては当日まで知らなかったんですが^^;)
私は審査員にホテルまで送ってもらい、その上荷物まで運ばせて・・・。
全くどうしましょ!!でした。

ホテルもホテルで、一応ホテルマンみたいな人が一人いたんですが、
英語がしゃべれない。英語のしゃべれないホテルマンなど初めてみました。
そして一番大事な玄関の鍵を私に預けるのです。
『外に出るときはこの鍵使ってね。僕はいないから。』
無用心というか、なんというか・・・。
もう~~やっぱりこれがイタリアなんですねぇ!!
どうもそのホテル、私しかいなかったようです。だから閉まってたみたいです。
むちゃくちゃだよぅ!

とんでもなく疲れたのでその日は早くに寝ました。
                              つづく

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by studioacanthus | 2006-03-08 19:36 | コンクール