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ハロウィーン

早く答えをと楽しみに待っている生徒さんたち、
じらしたようでごめんね。

なぜか9月から一難去ってはまた一難とずっと災難続きで
人災が病気を呼んだのか、耳鼻科、心療科、脳外科、眼科、
医者めぐりの日々を送っています。(医者大嫌いですが。)
結局もらった言葉は「簡単に言うと老化ですね。再検査しますか?」
”・・・私は人よりかなり早く老化が進んでいるらしい・・・”
再検査したら気分がもっと悪くなりそうなのでなるときはなると思って逃げて帰ってきました。
要は、人とは反対に
「観ない。聴かない。考えない。」が私には一番良い薬のようです。
でも、これを実行するのはかなり難しい。
生徒たち!いつ私はぶっ倒れるかわからないから覚悟しとくように。

そしたら「先生、魔よけとしてこれを置いてください」と言って持ってきてくれたのが↓
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このスイカほどもある大きなかぼちゃ、1ヶ月位前にやってきました。
やさしい生徒さんに恵まれてしあわせ^^
このかぼちゃ、口の中に電飾があり夜になると不気味に光ります。
ぴかぴか・・ぴかぴか・・と、恐ろしく怪しく光るのです。
その不気味感を伝えたかっだけど夜は上手く撮れず結局、明るい陽射しのお顔^^;



さて、宇宙人と話す言葉は・・・

マルガリウス先生がおっしゃるには「音楽」ということでした。^^
やたら難しくみんな考えていたでしょ^^
確かに音楽は国境を越え、言葉が通じなくとも
その音楽で心が伝わってきます。

ところで、次の質問。
その音楽の中で一番地球人(人間)らしい作曲家といえば・・・


ここで誰かを書こうかと思ったんですが、はて、
手品も種明かしをするといっぺんに興味が冷めてしまうではないか。

ということで、どうしても気になる人はよく自分で考えてから
レッスンのときにでもお尋ねください^^v
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by studioacanthus | 2008-10-31 22:06 | 音楽

宇宙人と話すには

友理が日本にいるときはピアノの話など特にしないのですが
イタリアに行っている時はスカイプを使えるので以前よりよく話すようになりました。

いつかレッスンの内容を話してくれたときのことです。
マルガリウス先生が
「宇宙人が地球にやって来て会話をしようとする。その時、宇宙人は何語を話すと思う?」と
先生は宇宙人の顔を真似しながら、
片目をつぶったり口をひん曲げていかにも宇宙人のようにして言われたそうです。

その宇宙人の真似に友理はついふきだして笑ってしまったそうで^^。

すると先生は友理に受けたのでますます調子に乗ってもっともっと面白いお顔をしてくださり

「イタリア語でも英語でもない。もちろんロシア語でもない。何だと思う?」

宇宙人が地球人と話した言葉は?

さて、みなさんも考えてみてください。

答えは次回。
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by studioacanthus | 2008-10-27 00:03 | 音楽

ブラームス:ピアノのための4つの小品集 op.119

10月1日より毎日月曜日から金曜日
朝9時から5時まで大学で勉強しています。
残りの時間でピアノと食事作り、家事をこなしています。

言語学の先生がゲバラ先生と言うお名前。
アルゼンチン人なのでチェ・ゲバラの親戚かな?
だったらすごーーーい!若くてよくしゃべる面白い先生です。

ところでピアノ曲事典が9月にアップされていました。
(時々チカチカと言う機械の雑音が・・・おじさんの息が・・・物を落とす音が・・・
私が録った物なので仕方ないけど^^;)
こちら

以下リサイタルに使った簡単なプログラムノートを載せますので
聴きながら読んでくださると嬉しいです。



ブラームス:ピアノのための4つの小品集 op.119

全体的に宗教的でとても繊細な音を持つ曲です。ピーンと張った緊張感、詩的な
メロディーの1曲目から始まり、神経質で動揺してしまう2曲目。中間には少し過去
を懐かしむかのような甘美な和声進行をはさみます。3曲目は軽く明るく大らかに遊
び心いっぱいの曲です。そして、フィナーレのラプソディー。堂々とした重厚な和音
の連続で成功へと導かれるかと思えば、また不安に苛まれるような、まさにブラー
ムスそのものを語っているような曲だと思います。

この曲はブラームスの最後のピアノ曲で、またロマン派を締めくくる最後の曲で
もあります。完全主義者であったブラームスが今までの人生を振り返り、来世に希
望を託す一筋の光をこの曲に込めたような気がします。
20歳で弾くべき曲ではないかと思いますが大好きなブラームスをわずかでも
触れたくて弾きました。悟りを開かなければ弾けない大曲。
一生をかけて弾いていきたいです。


シューマン:ソナタ第2番 op.22 ト短調

ブラームスのop.119は彼が60歳のときに書かれたものに対して、このソナタはシ
ューマンが23歳のときに書かれたものです。若さ溢れる躍動感の満ち溢れる曲です。
シンコペーションや咳き込むようなシューマン独特のリズムが頻繁に出てきてテク
ニック的にも難曲です。
シューマンは後にうつ状態になりライン川で自殺未遂をしたことで有名ですが、
すでにこの曲にも執拗なまでの同じパッセージなどその兆候がすでに見え隠れし、
神経質すぎて近寄れない鋭さを感じます。2年前に謝肉祭を弾きましたが、
そんなシューマンに不思議な魅力を感じ今回も取り上げました。

                                2008年 10月   渡辺 友理

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by studioacanthus | 2008-10-19 21:04 | ピアノ曲事典

ノーベル賞受賞

最近流れてくるニュースと言えば冴えないニュースばかりで昨日はついに
南大沢のヨーカ堂で殺虫剤混入インゲンが出てきてしまい、身の危険が
身近な物になってしまいました。
食べる前には、くんくん臭ってからいただく、ですね。

そんな中、明るいニュースと言えば・・・
ノーベル賞日本人受賞。ちょっと古いか^^;

暗い中、久しぶりに明るいニュースです!

でも物理の分野ではもうアインシュタイン、
日本人ならば湯川秀樹を超えることはないそうです。
(つまりは物理分野ではほとんどのものがすでに明らかになっているそうで、)
それならこれからは医学分野での発見を期待したいですね。
脳や生物科学での発見はまだまだ未知の世界が多そうですし
なんといっても医学の研究は私たちの実生活に大いに役立つ物です。
いろいろな病気の基礎医学の研究に携わる方には大いに頑張ってもらって
少しでも苦しんでいる人を助けてあげたいです。

私は、というと、研究できる頭も持っていないので

友理が送ってきたマリア、カラスのアヴェ・マリア
繰り返し聴きながらブログ書いています^^;

(この録音をほんとにマリアカラスが歌ったかどうかも怪しいらしいですが)
誰が歌っていたとしても聴けば聴くほどよさが発見できます。
たくさんのアヴェマリアを聴いてきたがこれほど素敵な演奏はめったにない。
とっても癒されます。。
よくぞ探し出したよ、友理ちゃん!
何べんも出てくる「♪アヴェ、マリ~~ア」の歌詞全部に違った表情があり
後半のppなんて絶品。歌い方に余裕があり、とにかく声がつややかで、とても上品。
装飾音もはっきり聞こえる。
でも彼女、42歳で現役を降りたそうです。最盛期は10年間くらいだとか。
声の酷使とタバコなどの不摂生により55歳で亡くなったそうです。

短い人生ですが中身が人の何倍も濃いものだし、
そして亡くなった今でも人に喜びを与えてくれるなんて
とても素晴らしいですね。
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by studioacanthus | 2008-10-16 20:55 | 美恵

大きくなりました。

前回の友理のブログを読んでいつの間にか大人になったものだとしみじみと読みました。

友理が言葉を話し出して間もない3歳の頃
お友達のお母さんから
「友理ちゃん、からだ柔らかいね~まだ赤ちゃんだからかな~」
「赤ちゃんじゃないよ。毎日そうめん食べているからだよ」
大笑いしたのが昨日のように思い出されます。

長女は幼稚園の頃、
初春に、川辺で土筆(つくし)をたくさん採って大喜び。
「帰ってつくしを炊いたらいっぱいお出汁が出ておいしいよ」
つくしから出汁が出るのかあ??
子供は大人が想像つかないことを言ってくれます。
あれから20年近く、
私の肌のくぼみや頭に白い物が見えてくるのも仕方が無いですね。

この間汗たらたらの夏だったのに、もう冬もすぐそこ。
本当に一年過ぎるのが早すぎます。

ところで何か似合わぬ深刻なブログを書いてきておきながら
ドイツ語の試験が終わって「面白いから見てごらん」と送ってきたのは
こちら
うちの家族みんな、これのファンなんです。

また、「上手いよ」といって送ってきたのが下の2曲
こちらとても色っぽい 。隣のPavarottiよりうまいよね。
こちらも。歌詞も歌も好き。子供たちはこの曲で育ってきたかも・・・
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by studioacanthus | 2008-10-11 00:12 | 美恵

今日思ったこと

何気なく書いてみた。
出すか出さないか迷った。偉そうだから。

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今日、練習しているときにふと思いました。
私は幸せだと。

まず、五体満足に生まれたこと。
美しいものを見れる、聴ける、味わえる、匂える、触れる。
四季を感じられる心がある。

この時代に、日本に生まれたこと。
これはものすごい幸せなことです。世界中でもっとも恵まれた国に生まれたんですから。
日本人は皆、世界中の中で一番幸せであるべきことを実感しなければいけない。
イタリアに来て周りが日本人でない今、強く思うことです。

そして良き両親、家族に囲まれて育ったこと。
明日のご飯を心配しなくてもよい環境。
イタリアで生活できること。

助けが必要なときに喜んで助けてくれる友達がいること。

大学とピアノを両立させることは大変ですが、
それをこなせる能力と、
それをこなしてやろうという根性を持って生まれたこと。

自宅でピアノが弾けること。
今ボローニャのうちは狭くてアップライトのピアノしかありませんが
これでもとても幸せなことです。
昔、マルガリウス先生がおっしゃいました。
『自分が学生だったころは家にピアノなんか無かったから
6時から開く学校で練習するために、、みんな朝4時に起きて
ピアノの部屋を確保するために寒い階段で順番を取ったもんだ。』

日本でフーツォンについての本を読みました。
彼の両親は文化大革命の中、迫害されて自殺しています。
彼自身も混乱期で祖国に帰れない日が何年もありました。
ショパンもポーランドに帰れなかった。
ベートーヴェンは耳が聞こえなくなった。

私は全部持っています。
私ほど幸せな環境にいる人はそうそういないと思います。
だからこそ、もっと努力しなければならないんだと、
今までの日々を思い返して今日、改めて思いました。

小さいころに読んだ聖書にあった一文です。(私はキリスト教信者ではありません!!)
『苦しんでいる人は幸せだ』
小さいころは、なんのこっちゃ?何で苦しんでるのが幸せなんだ?
と思いましたが、今ならなんとなくわかる気がします。

母が持っていた本のしおり(詩人の名言)にあった文です。
『愛する人を失った人は、一度も人を愛したことが無い人より幸せである。』
『人は皆、自分が思っているほど幸せでもなければ不幸でもない。』

いつも明るいことばかりを書いているけど事実はそんなもんじゃありません。
大学を卒業することを思うと気が遠くなったり、
あまりにもやらなければならないことが多いときは
気がくじけそうに、頭が狂いそうにもなりますが、
それは苦ではなく幸なんだと思い直してやっていきたいと思います。

と偉そうなことをいろいろ書きましたが、
私は結構怠け者でもあるので、いつまで続くか^^;
こんなこと考えるのも秋だからかな。ボローニャは紅葉が綺麗です。

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by studioacanthus | 2008-10-05 23:23 | イタリア生活

緊張のイモラ音楽院進級試験が終わりました

8月の末から続いていた緊張の日々もやっと終わりました。
本当に一安心です。

心配していたぶっ続け3時間のドイツ語のテストも無事合格しました。
あんなにあせって勉強しまくったことは無いです。
手が痛くて鉛筆も持てなくなるほど!
夜、布団に入るころには、もはや右腕に力が入らない。
ピアノは何時間弾いても腕がだるくなったり
指が痛くなることは無いのに、鉛筆を握るというのは
すごい力が入ってるんですね(笑)

アカデミーの試験は、日本でリサイタルしたのとは
また少し違うプログラムで、(近現代を追加しシューマンのソナタを新しい
ベートーヴェンのソナタに総とっかえしたりで)間に合うかと思いましたがなんとか。
私の本番の中でアカデミーの試験ほど緊張することはないです。

今回の試験も全てのマエストロがいらっしゃっていました。
スカラ、マルガリウス、ペトルシャンスキー、リサリティ、ラッタリーノ先生

私の試験は朝10時からだったので朝6時起き。
しかもその日は電車のストライキの可能性があったので
バスでイモラまで。。。アカデミーに着くまでが大変でした。
バス停から試験場までの道で偶然マルガリウス先生とばったり
お会いし、コーヒーをご馳走になり、
『うまく弾きなさいよ。試験だと思わずにリサイタルだと思って弾きなさい。』
カツを入れていただきました。

そのおかげかどうかわかりませんが、今までの試験より
自由に弾けたような気がします。
終わった後にはマルガリウス先生が駆け寄ってきてくださり
『ブラヴァ!すごく良かった!今までの中で一番良かった!特にショパンの4楽章が!』
そしてマルガリウス先生の娘さんでアシスタントをしている
アンナ・クラヴチェンコ先生も
『良かったわよ!私はショパンの1楽章が一番良かったと思う。去年より本当に成長したわ!』
とお二人から一番うれしいお言葉をいただきました。
マルガリウス先生は厳しく、今まで試験では完全なるお褒めの言葉を
いただいたことがなかったのでなおさら嬉しかったです。
スカラ先生も『ブラーヴァ』とニコニコ顔でハグしてくださいました。

やっと休めると思っても、明日から今度は大学の授業が始まります。
また忙しい毎日です。。。

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by studioacanthus | 2008-10-01 07:38 | イタリア生活