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グランミューズな大学生

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今回、ピティナのホームページでグランミューズナ大学生コーナーの取材をされている、
石川伸幸さんが遠い我が家まで来てくださいました。
MDで録音してテープおこしするというインタビューなんて初めてなので失言しないように
予め内容を考えておいた方がいいんじゃない!と老婆心なる私は
友理に諭していたものの、彼自身インタビュー内容を事前に決めていなかったらしく
「いやあ、リラックスしてお話しましょう」
と彼に言われたので、だんだん素直にふだんのただのおしゃべりに・・・
インタビューは軽く流し、後はまったくのおしゃべり、ついには大爆笑に!!
後で彼はまとめるのが大変だったと思います。
お忙しいときに気の毒なことをしてしまいました。

「だいたい友理のインタビューに何故、親の私が同席しなくちゃいけないの?」
「わざわざ家に来てくださってお母さんが別の部屋で隠れているのはもっとおかしいよ。」
そう言われればそうか・・・
「もう大人なんだから一人で話しなさいよ。」
「やだ、恥ずかしい。日本人の男の人に慣れてないもん。
外人さんにはカタカナだから何でも言えるけど
日本語だと微妙なニュアンスがあるでしょ。」
やっぱり母国語はダイレクトに心に響くんですね。
外国語が心に響く語学になるにはまだ時間がかかりそうです。
イタリアでは多くの男友達と平気で話しているのに、
結構シャイな娘でした。

結局三人で夜遅くまで、大きな声で、大笑いしながら、三人ともピアノ弾いて、
次から次へと話題も尽きることなくほんとに楽しい時間を過ごしました。
今、彼はドイツに行っているのかな、お忙しい中、素敵な文章をありがとう!!


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ひとつ、気になるところ、
「子供の頃、母もとにかく遊べという感じで・・・」
私そんなこと、言っていたかしら??
何事もそうですが一つのことを伝えようとするとそれが時に一人歩きして
誤解を招くことがあります。
小さい頃、確かに、良く遊びよく寝るという「子供の仕事」を最優先させましたが
遊んでばかりではなかったと思います。

ピアノは友理の仕事なのでわずかな時間でもたいてい毎日弾いていました。
小学4年生頃からリズム、対旋律、四声の聴音、クレ読み、伴奏付け、和声など
つまり、ソルフェージュや和声、楽曲分析などは芸高、芸大レベルのことは
小学生の時にやらせていました。
こう書くとかなりの英才教育だし教育ママゴンのような気もします。
(机上の勉強は本当にしなかった。。)
でも、これはピアニストにさせるためとか音大受験のためではありません。
ここを誤ると子供はかわいそうなことになります。
あくまで人間形成の一部としてであって将来の姿は本人が決めるべきものです。

私自身が割合気楽な取り組みだったので友理にとっては
「放ったらかされていた」
毎日「音が苦」ではなく子供の頃の記憶として「遊んでばかりだった」
と残っているのでしょう。

子供は勝手なので一度でも自分に都合のよいことや悪いことを言われると
それをずっと覚えているんです。
一度でも親がゲームをすると
「うちのお母さん、いつもゲームしている。」と言われます。
大抵の子がゲームを持っていると
「みんな持っている。」と言います。
気をつけましょう。
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by studioacanthus | 2008-08-28 23:03 | グランミューズな大学生

2008年”郷土の響き”リサイタルを終えて

8月23日(土)に南大沢文化会館で、リサイタルをさせていただきました。
昨日は雨にもかかわらずたくさんの方に来ていただいて本当にありがとうございました。
おかげさまでホールも、椅子が足りなくなるほど満員になり嬉しかったです。

本番一週間くらい前には、なんでこんなに大変なプログラムにしたんだろう
と今回ばかりは自分で自分がアホだと思いましたが、(それに気づくのが遅すぎ^^;)
来て下さるお客様にそんなことは関係ないので頑張って間に合わせました。

前半ブラームスとシューマンは練習のときより上手くいったと自負しております。
特にブラームスのop.119は、4曲の特徴を出すことに集中でき、
緊張しがちな最初の1曲目にもかかわらず、わりと理性的に
音を聴きながら弾けたことが今回何より嬉しいです。
シューマンは六月から始めた一番新しい曲で、間に合うかどうか危うかったのですが
ブラームスで上手くいったことが安心感となり
落ち着いて最後まで弾けました。

ショパンは私にとって得意な作曲家に入るのですが、
やはり曲が大曲であったため、もっともっと弾き込み、
熟成していかなければいけないと感じました。
本番は気持ちもハイになるので勢いのいいフィナーレであったとは思いますが
改善すべきところは多々あり、この曲は本当に奥が深海のように深い名曲ですね。

アンコールはショパンのノクターン遺作 嬰ハ短調でした。
戦場のピアニストでもとても有名になりました。

非常にヘヴィーなプログラムでしたが、全体的には満足のいくものであり
今はルンルン♪となりたいところですが
ドイツ語を勉強しなきゃいけないという脅迫観念に常に心を曇らせています(TT)

1週間後に新潟でも弾かせていただきますが、
そのときにはまた今回学んだことを生かせていければと思います。
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by studioacanthus | 2008-08-24 21:49 | コンサート関係

小脳は覚えている

またまた御無沙汰になりました。
先週の日曜日に着物の写真を撮ってきました。
ピンクのど派手な物がよいといいそれをイタリアのお友達に見せたら
これはバンビーナ(子供)が着るやつではないのと言われたそうです。
子供っぽいと感じたのでしょう。そう言われれば七五三っぽい。
最近の流行かどうか知りませんが頭、爆発していると思いませんか??
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Yuri Watanabe


さて、私は今週お盆でゆっくりしたかったのですが
23日のリサイタルが迫っているので友理の練習をみました。
ずっと日本に帰ってきてから彼女のピアノはほったらかしであったので
久しぶりにゆっくり聴いたり、レッスンしてやったりの一週間でした。
1年経ってみると上達がやはり見えます。
マルガリウス先生のおかげです。
大学の授業でほとんど練習できない毎日の連続だったようですが
その割には思っていたより弾けていました。
一度体得したテクニックは短時間で戻るというのは根拠のあることですね。
そうはいってもまだ音楽の作り方など気になるところは意見していますが
だんだん日本の音楽から遠ざかっていくように感じます。

マルガリウス先生から
「今年はあんまり友理はさらえていないので
日本に帰っていっぱいお母さんから習って来い!」
と最後のレッスンで言われたそうなので私も責任重大です。

話が逸れますが
小さい頃に自転車に乗れるようにしておいてその後ずっと乗らないで
何十年後に突然自転車に乗ると乗れるか?

Yes,乗れるんですよね。

これは脳の本によると小脳(たぶん)が覚えているからだそうです。
ピアノも同じで小さい頃得たテクニックは
小脳が覚えるので何十年経っても覚えています。
具体的に練習不足が続くと筋肉や関節の衰えで手は少々硬くなりますが
神経は少し弾いているうちに必ず戻ります。
(だけど蓄積の少ない練習だと戻りが悪いかも??)
身体や神経を使うものはまだ頭が育っていないうちからやる方が楽なんだそうです。
本人の意思とは関係ない時期に教え込むという矛盾した行動を
させなければいけないということが教える側としては辛いことですが、
昨今の中学受験は異常に加熱しているようですからそれに比べるとマシな気がします。
小さい頃のピアノはとても良い情操教育です。
特に右脳の働きにとても良いそうです。

私も友理も左利きですがピアノは右利きの楽器です。
左手においてはほとんど苦労の記憶がありませんが右手で私は苦労しました。
ピアノのおかげで私は両利きになりました。
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by studioacanthus | 2008-08-16 21:13 | 美恵

ダウンしてしまいました。。

こんにちは。
すっかり御無沙汰モードになってしまいました。
一度PCから離れると指が進まないどころか、
なかなかPCを開けることすらしなくなるのですね。
習慣というものの恐ろしさを感じます。
暑い中、東京、新潟、名古屋、京都、大阪、北九州と続けざまに家を空け
私自身も慣れない枕のホテル泊まりでかなり疲れました。

先日、羽田からリムジンバスで家に到着したら
ドドーーーーー2ヶ月間の疲れが出たのか、緊張が解けたのか
急に動悸が激しくなり救急車を呼ぼうかとさえ思いました。
でも天国に行くにはまだ早すぎると思い直しているうちに
今度は胃痛が激しくなりぴーぴー何度もトイレに駆け込みました。
一日中明け方5時まで、水とアミノ酸とビタミンだけで何も喉を通らず
最悪、7度5分ほどの熱まで出てしまいました。
極度の疲労か、冷房とふだんの温度差による熱中症だったのか
初めての経験でした。
今日はそれでもなんだか良くなったようで(口内炎はひどい)
いつも通りレッスンもでき、とりあえずパソコンに向かえる気力が出たので
良しと思います。

今年もピティナ審査のやりすぎと毎度のように夫に注意されていますが
ピティナに年一通り出るだけで世の中の受験者の大きな流れを
感じ取ることができます。
しかし来年からは審査回数はそこそこにするべしと身体が言っているようなので
身体がへたばらない程度にこれからはしようと思います。

明日は友理の20歳の成人式の写真の前撮りに行ってきます。
リサイタルの前に行くなんて不謹慎だなあと思いましたが
本人は『時間が取れないので10日で良い!』と言うので
付いて行って来ます。
たぶん、成人式には帰国できないだろうからこの暑い夏に着物を着て写真撮影です。

今まで忙しくて書けなかった出来事などをまた少しずつアップしていきますので
よろしくね^^v
来週からは来月に向けて内輪での第二段の忙しさ。
今度は生徒たちの番、本当に頑張ってくださいよ!
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by studioacanthus | 2008-08-10 00:41 | 美恵