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1月30日 初めてのお化粧      友理

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これはベファナという老婆でクリスマスシーズンが終わる1月6日の前夜に子供に贈り物を届けるサンタクロースに似た存在です。面白い顔なので写真に撮ってみました。

昨日、21歳のロシア人のお友達が、『ユリ、夜ご飯うちに食べに来ない?』と
誘ってくれたので食べに行ってきました。
彼女と一緒におしゃべりをしながら野菜を洗ったり、お皿を並べたりするのは
とても楽しかったです。牛肉とミックスサラダとプーレというお芋のどろどろしたのを
食べました。
食後に、『ユリ、何であなたは化粧しないの?私が教えてあげる!』と言い、
私を洗面所に連れて行き、座らせ、『さぁ、するわよ!』
彼女はマスカラやアイシャドウを何個も取り出し、真剣に私のメイクをし始めました。
マスカラなんて私はやったことないし、目の周りは敏感なのでビクビクしてたら
『まばたきしないで!笑っちゃ駄目!』と何度も言われました。
『あなたのまつげは上向いてないわね!まつげ上向ける道具を買わなくっちゃ!』
おしゃべりもあまりせず本当に真剣。一通り、マスカラをつけたあとは、
『次はアイシャドウよ!まだ鏡見ちゃ駄目だからね。』
アイシャドウも、赤やら白やら灰色やら青やら、ものすごい数のアイシャドウを
使い、いったい私の顔はどうなっているんだろう、とだんだん不安になってきました。
その次はアイライン。そのあとにはぎらぎらのラメ。
自分の顔を見るのに恐怖を感じてきました。

30分ほどでしょうか。やっと、『出来た!いいわよ、鏡見て!あなたは
私が初めてメイクした人だけど、なかなかうまくできたわ!本当にあなた綺麗よ!』
怖い~!あれだけ塗りたくって綺麗になっているんだろうか!?
恐る恐る目を開き、自分の顔を見たら・・・

そこには暴行を受けたあとの婦人が立っていました。

目の周りはほとんど真っ黒。どう見てもボコボコに殴られた後の野比のび太!
恐怖はなくなり逆に笑いがこみ上げてきて大笑いしてしまいました。
でも、メイクをしてくれた彼女は、『どう?綺麗になったでしょう?あなたは
このメイク嫌い?』と心配そうに聞くのです。
私のアジアンフェイスにはあまりにもこのお化粧はきつ過ぎる!彼女の顔なら
とっても綺麗に仕上がるでしょう。でも、せっかくメイクをしてくれた彼女にも悪いし、
『ありがとう!好きよ。別人みたい。私じゃないみたい。ちょっとモンスターっぽいわね(笑)』
と言いました。

その後、彼女はカメラを持ってきて私の写真を撮り、『現像したらあげるね!』
と言ってくれました。さらに、
『私、もうこれもこれも使わないからあなたにあげる!』と8点も化粧道具を私にくれるのです。
『これらを使って練習して、自分で出来るようになってね!』
本当に気さくで明るくて親切で、私は彼女が大好きです^^

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by studioacanthus | 2006-01-30 00:44 | 友理

1月28日 アカンサスの花

e0020941_16283523.jpg私の知り合いの方からメールが届きました。左の素敵な写真と一緒に。
『西新宿6丁目の荒地に、咲いた「アカンサス」の写真送ります。
ご存知でしょうが、高さ150センチ位でかなり目立ちます。
自分で撮った写真なので、興味がおありならご自由にお使い下さい。』
という暖かいお言葉でした。
私もよくいろんな方に以前から『アカンサスってどういう意味?』
と聞かれていたのですが、
適当に『地中海地方のお花の名前なの。芸高の校章がアカンサスだったのでなんとなくつけたの。芸大関係の方がたくさん使っていると思う』と返事していたのです。
こうやって写真で紹介することもできたのですね。
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私のこのコラム何か困った事など書くと
お友達が色々教えてくれてとても役に立っているんです。
この間友理のPCは日本語システムが
入っていないので日本語が打てないと
書いたら早速お友達があるお助けHP
を送ってくれました。
(ただひらがなばかりになって漢字変換が難しいといってましたが・・・)
人間って自分でもなかなか気がつきませんがいろんな方のお世話になって生活してるのを再確認です。
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by studioacanthus | 2006-01-28 16:49 | 美恵

1月25日 素敵な言葉

   20日に横浜みなとみらいホールに出かけた時、実はかわいい子供たちを
連れてのコンサートでした。かわいい子供とはうちの子でなくもちろん生徒たちです。
久しぶりの子供たちとの接する時間、とても私には新鮮で刺激的でした。

電車の中で空いている席があると『先生早く座んなよ。』と言ってくれたり
日頃の生活ぶりを話してくれたりしました。
でもほとんどの時間は携帯で私の写真を撮りまくっていたのです。
この歳で写真におさまるのは何とも気恥ずかしい。

『ちょっとぉーやめてよ。』

『やだぁ、撮りたーい。』

ばちばち撮リまくり、まるで私はスターでした。
いくら言ってもききそうになかったのでもう諦めていたら

『先生の青春撮ったよ』

と言って見せてくれました。
何ポーズもとって生徒の気に入った写真にフレームをつけて
青春だぜ~』というキャッチフレーズをつけてくれていました。
その上待ち受け画面にまでしてくれ、もう何と申しましょう・・・しあわせ~です。
青春
ありふれた言葉ですけどふと心に刺さりました。
もう何年も、何十年も聞いた事のない私の頭の中ではとっくに死語になっていた言葉でした。
そうです。いつまでもまだ熟しきっていない青い春が一番気持ちいいはずなんです。
すっかり忘れていました。私は子供たちから素敵なプレゼントをもらいました。
いつまでも心は青春でいよう。
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by studioacanthus | 2006-01-25 12:40 | 美恵

1月22日 ショパン入賞者コンサート 後半

 休憩後は話題の山本貴志さん。
彼は消えるピアニスト(弾いている姿勢が変わっているので
正面から見ると突然消える時があるらしい)とか鍵盤を舐めるピアニストとか
言われていたそうですが、初めて聴く演奏でしたので楽しみにしていました。

ノクターンの最初の響きで音を大切に弾かれているのがすぐ分かりました。
ただ、私としては少し自分の主張が強すぎるのでは、と思いました。
山本貴志作曲ならいいのですがショパン作曲なのでやっぱりショパンの心の
継承をして欲しいと思うのです。
ショパンコンクールでなくワールドコンペティションなら
優勝と言う感じの演奏でした。彼こそ個性の強い方かもしれません。

最後にブレハッチ。冒頭の和音は重心の低い豊かな音でした。
浜松で聴いたときは小品のためか線が細かったのですが昨日の演奏は
骨太でした。まず誰も真似できない、また誰からか教わったのではないだろう
ルバート、(まさしく彼の才能でしょう)日本で言う
あ うん の呼吸とでもいいますか、それがありました。
上品なフレーズと高貴な音、そしてごちゃごちゃ考えて演奏効果を
上げようとしてるわけでもないのに集中してしまう何かを持っていました。

特に感動したのは《ショパンをポリフォニー的に》弾いていたことです。
これはショパンの全ての曲には当てはまらないだろうけど
この美しいポリフォニーをコンチェルトで感じることは以前からなんとなく
私がやりたくても出来ないことでした。
それから何十年か後の先日、忘れかけていたことを
彼の演奏からふと思い出しました。
あれ!弾けてるじゃない!ポリフォニーで弾いているじゃない!

感激しました。

まだまだ細かいこと一杯勉強できましたが、打つのに疲れましたので
おしまいです。傷つけるようなことかいていたら、ごめんなさい。
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by studioacanthus | 2006-01-22 23:07 | 音楽

1月21日 ショパンコンクール入賞者コンサート 前半

  ワルシャワに行けなかったので 20日横浜みなとみらいホールに行ってきました。
桜木町で降りてまずはきれいなイルミネーションにうっとり。
そして帆船の日本丸もライトアップされていて気持ちがぐっと若返りました。

今日の演奏はみんな私よりうまいのだから何も書かない!と決心して家を出ました。
確かに皆さん私よりうまかった。ですからたくさん得るものがありました。

私はたいてい評論家のコンサート批評のたぐいは読みません。
過去の経験からどうみてもウソとしか思えないような評が多すぎるからです。
この件に関してはいずれ、気が向いたら書くかもしれません。

コンサート評は書かないと決心しておりながら・・・

やっぱり書きます。^^;

まずは関本昌平さんのコンチェルト第1番。
彼は以前から何度も聴いていて知っていたのですが、
昨日の演奏も健康的で安定した演奏でした。
誰からも好かれるような正統的で自然な解釈でいつもながら好感が持てました。
私がヒヤリとした所〈もちろん大きなミスではない)たぶん彼も冷や汗、おっとっと
と心の焦りが瞬間あっただろういくつかの所も指揮者のヴィットさんが
うまくフォローされていました。
全体にきれいにまとめられていて申し分のない優れた演奏でした。

次のイム・ドンヒュクさんのコンチェルト2番。よく見かける白のタキシードでなく
昨日は黒。颯爽と出てこられましたが私はどうもいただけませんでした。
彼は本当にピアノが好きなんだろうか。なんだか闘争心らしきものを
感じてしまいました。とにかく強い音が汚い。
うまく表現できませんが米飯を押しつぶしたような音なんです。
肘に力も入っていましたし、力でがんがん圧倒するのです。
もうひとつ頂けなかったのは変に曲をいじくっていることです。
〈世間ではこれを個性と言うのかもしれない?)
それも、脈絡なく部分的にいじっているので全体が見えない、
聴いている私が集中できませんでした。
しかし、ブラボーの連発。そして素晴らしい肩書き。
残念ですが私には理解も共感もできませんでした。
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by studioacanthus | 2006-01-21 17:41 | 音楽

1月18日 友理通信

 1月6日私はインフルエンザで倒れていましたが友理は元気に朝6時半に
家を出て行きました。お医者さんからもらったタミフル、1錠飲んだだけで
熱が下がり始めたので、私のインフルエンザがうつっていたらと思い
6錠のうち2錠イタリアに持って行かせました。
今現在、大丈夫で良かったです。

携帯でPCを繋いでいたのですが、あまりに料金が高いと言って
倹約な娘はイタリアを出発する前に勝手に契約を切ってきました。
いま、友理はたまにインターネットカフェでPCを使っています。
30分で3ユーロって言っていたような気がします。

日本語を使うには日本語システムの入っているPCでなければいけません。
アルファベットでは文字化けして読めないのです。友理がインターネットカフェで
使っているPCは日本語のネットは読めるけど日本語を打つことが
出来ないらしいのです。

kyouha,yukiga,futteruno. okaasan,gennki?

のようになるのです。あるいは

It's snowing today,how are you?

しかないのです。ですからもっぱら毎日電話です。
1日1回必ず、多い時は3回も、5回もかけてきます。
孤独に耐えるために行ったんじゃないの?
家にいる時より会話が多くなり、仲良くなっています。

今日、語学学校から通信簿らしきものをもらったそうです。
みんなが空欄のところに友理だけたくさん文章が書かれていたので先生に
『この文章なに書いてんの?』って聞いたそうです。
すると、
『君はイタリアに来てまだ日が浅いのに大変記憶もよく賢いので
特別に褒めてあげてるんだよ。  ハハハハ!! 』

と言われたそうです。すごい意訳。しかもイタリア語で。

ほんとかしら???真実は先生しか分からない・・・
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by studioacanthus | 2006-01-18 20:58 | 友理

1月13日 アルベルト・ノゼさん

Click for big size photo.
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アルベルト・ノゼさんより今回HPを立ち上げたとのメールが届きましたので
リンクに貼らせて頂きました。
彼の子供の頃の写真はかわいいし、
Audioでサンプル演奏も楽しめますので是非お聴き下さい。
上の写真は去年送ってくださったヴェローナのクリスマスカードです。

彼は2000年のショパンコンクール入賞者です。
演奏は深い情熱と感覚的な構成力のある、甘い音を持った方です。
また、旋律の運び方が自然で妙に飾り付けない素直な演奏だと思います。
過去に我が家に2回いらっしゃいました。1度目はアドリブでショパンの
コンチェルト1番を私の伴奏で弾かれました。
2004年の2回目の来日の時はベートーヴェンの5番『皇帝』を弾きたいので
オケパートを弾いてくれと3日前に連絡が来ましたので慌てて練習しました。
そして、みんなで彼の演奏やトークで賑やかなひと時を過ごしました。
その時の写真は私のPhotoにいれてありますのでご覧下さい。

ショパン入賞後も彼はパリ・ヴァンドーム1位、ロンドン国際2位、
ロンティボー国際2位、サンタンデールで1位など次々大きなコンクールに
入賞されています。ピアニストである限り一生かけて、
ベートーヴェンとショパンの作品はすべて弾いてしまいたい、
と熱く語られていました。

アメリカでコブリンのことをアイスマンと言われていたそうですが
彼がアイスマンならノゼさんの演奏はホットマンです。

また彼の演奏を日本で聴けるのを楽しみにしております。
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by studioacanthus | 2006-01-13 16:02 | ピアニスト

1月10日 フジコ・へミングとインフルエンザ!

お正月 はやばやとインフルエンザなるものにかかってしまいました。
世間では騒がれていてもやっぱり自分の身にふりかからないと
その辛さはわからないものです。生まれて初めて39度の熱が出ました。
体温計で計ってみたらあの水銀の棒がなが~いんです。
その長さでまたもや引っくり返りそうになり気分悪くなり
これはインフルエンザに間違いなし、と思い慌てて開いているお医者に
駆け込みました。綿棒でちょい鼻水をとって待つことしばらく・・

香港A型ですよ。

が~ん、やはりまさかの当たりでした。

そんな訳で友理の出発なんてもうどうでもよく布団の中でバイバイでした。
でも特効薬のタミフルを飲み始めるとなんと1日で平熱に戻りました。
なんだ、世間でいうほど たいした風邪ではないじゃないかと思いましたが
一応人様に移してはいけません。せっかくの新年会もパス、
レッスンもパス、一人で部屋にこもっていました。
でもあれくらいですむなら痛い予防接種するよりインフルエンザに
なったほうがいいな、って思いました。
真似しないで下さい。

ところでもう何十年も続いているのですが
芸大の時にお世話になっていたK先生が毎年新年会をされて私たち親子を
お招きくださるのです。生徒全員だと膨大な数になりますので
ほんの古株組6,7人です。友理も小学校上がったときくらいから
時々K先生のところへ遊びに行ってましたのでありがたいことに
孫のようにかわいがってくれています。

『友理ちゃん若いんだからたくさん食べなさいよ。』

といって下さりいつも超御馳走をたらふく頂いています。
先生御夫妻の手作り料理、ピアノと同じくとってもおいしいのです。

今年の話題はショパンコンクールとフジコ・へミングになりました。
皆さんも御承知の通りコンクールはやはり運とその国の経済状況が大きい
ようですね。
フジコ・へミングについては恐るべしピアニストさんです。
お正月サービスで彼女の演奏を聴いてきた方からのレポートを
お知らせしましょう。

髪の毛にごみのような飾りをつけている。オケだけの時その髪をよっている。
コンチェルトは必ず何度かとまる、するとしばらく考えて勝手に
どこからか弾き始める。自然にさささとオケがついて来る。
しかしどうにもならない時はマネージャーさんが楽譜を持ってきてこの音から
弾けばとマネージャーさんが音を出してくれる。またオケがさささとついて来る。
今日は失敗したからもう1度弾きたいと言ってカンパネラを弾く。
すると熱狂ファンは今日もたくさん聴けたと隣で大喜びする。などなど

なんだか毒のあるコラムになってしまいました。
これもインフルエンザの熱のせいと思います。
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by studioacanthus | 2006-01-10 13:06 | ピアニスト

1月4日 宗教って?            

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今日は高幡不動へお参りに行ってきました。

イタリアではよく日本の宗教について聞かれます。
そのたびに『う~ん。わかんない。無宗教だけど死ぬときは仏教?』
など適当に言っています。そして『あなたは神様信じてる?』と聞かれます。
私は特定のイエス・キリストのような神を信じているわけでは
ありませんが、信じていないわけでもありません。
『う~ん・・・』としか答えようがないのです。
ロシア人の友達は『神様がいたほうが楽じゃない。神様が助けてくれる。
神様に頼れるから、気持ちが楽になるじゃない!』
とかなり熱心に言っていました。
神様の存在を思ってもあまり楽にならない私はやはり神様を信じていないのでしょうか。
『日本人は宗教無いの?』
『私たちは生まれながらに良い心(good heart とテキトーな言葉を飛ばした!)
を持ってるの!それと、武士道ってのがあるのよ。
だからいいの。新渡戸稲造の武士道って知らない!?』
とめちゃくちゃなことを言ってしまいました^^;

それから、『日本人って不幸かもね。よく働きすぎて死ぬし。』
と言ったら『なんのために死ぬほど働くの?』と聞かれました。

なんのために?

お金のためでしょうか。家族のためでしょうか。

周りが働くので集団となって自分も働く。働かないとクビにされる。
日本も皆集団となって働く時間を減らせば死ぬ人も少なくなるでしょう!
イタリアのスーパーは日曜日は必ず閉まります。
一度、日曜日にボローニャに行ったのですが、街を歩いても
全ての店が閉まっているので何の買い物も出来ませんでした。
日本は、元旦からお店を開けて多くの人が働いているのに・・・。

上のイモラアカデミーの写真を撮っているとき、自転車に乗った
見知らぬお兄さんが、私が真剣にカメラを構えているのに、
その手元をブラそうと耳元で『ワッ!』と叫んでいきました。
本当に陽気な人たちです^^;

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by studioacanthus | 2006-01-04 16:37 | 友理

1月1日 新年

   明けましておめでとうございます。

今年も皆様にとりまして素敵な一年でありますよう、お祈り申し上げます。

このホームページを立ち上げて初めてのお正月です。
家族全員で元気に新年を迎えられたことに感謝しております。
これからも少しずつ書いていきたいと思っておりますので
今年もよろしくお願い申し上げます。
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by studioacanthus | 2006-01-01 00:09