カテゴリ:音楽( 32 )

ピアノが出て行きました。


友理のピアノでもなく私のピアノを売るのでもありません。
移動するだけです^^

それにしても大きい楽器だとつくづく思いました。
(カメラ電池切れで携帯写真なので大きくなりません^^)
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いつもは共○梱包にお願いするのですが今回は急で手配できず
初めての運送屋さんにお願いすることになりました。
もしもの事故のないように、下見のときに運送屋さんをしっかり脅しておいて
超ベテランさんをお願いしておきました。

そのせいかどうだか知らないけど、共○より丁寧で、てきぱきやってくれました。

『この結び方はね、うち独自の物で力が強い割りにほどくのが楽な結び方なんですよ。』
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ふーん、そういえば紐の結び方って知恵の塊ってところがあるもんね。

『このセミコンてヤツはね、たしか市場で200台位しか出回ってないよ。
大事にしないとな。おお・・・やっぱり重いぞ、本気で力入れないと上がんねえよ。』
『セミコンの後のC7は、軽く感じるねえ。』

本当に重くて申し訳ないのにとても明るく軽口を言いながら快くしてくださいました。
さすがプロです。力仕事をしている人って逞しくてかっこいいですね。
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クレーンでつっていきました。
『この間、区内でセミコンを運んだんだよ、マンションの一室に入れたんだけどね、
そこって階段しか使えなかったんだよ。すんげい大変だったな。
そんでもって、こんなでっかいピアノどうやって弾くんだろうって部屋でね。
たぶん、ああいうのは飾っておくんだろうな。家具だよ家具。』

鋭いプロの言葉・・・うちの部屋も広くないんですが・・・

作業が終わった後で
御礼に、モーツァルト一曲弾いて差し上げました^^v

忙しいのに迷惑だったかもね^^; でも喜んでくれました。
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by studioacanthus | 2009-04-15 11:43 | 音楽

感謝を込めて、ありがとう!

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てんやわんやの練習の末、14日南大沢文化会館での本番が無事終了しました。
大変盛況のうちに終えさせていただき出演者一同感謝しております。

私の本番は特に生徒たちには聴かせたくなかったので
場所も日時も伏せてありました。
ただ新潟の生徒さんは遠くて来れるわけがないと
うっかり、場所、日時を言ってしまったのが最後!

はるばる新潟からいらしているではありませんか!!
すごいエネルギーに私は驚嘆!
目が点になりました!!どっきりカメラなの?

今になって思えば、私はすっかり誘導尋問に乗せられていた気がします^^;

それにしても、雪の中、車を飛ばして、しかも団体さんでいらっしゃるとは!
なんとありがたい事なんでしょう!遠いところを本当に申し訳ないです。
重ね重ねありがとう!
昔の生徒さんもいらしていましたね、ありがとう。

声楽家T先生も『まあ!新潟からわざわざ・・・すごいわ、ありがたいわね。』と、
とっても喜ばれて、K(芸大生)ちゃんも超感激していました。
夫『遠いところから信じられん・・・でも喜んでくれて良かったなあ。』

打ち上げのときも新潟の話で盛り上がりましたよ。(新潟名物食べ物の話も^^;)

私の本番を聴きたいって思ってくれるのはとっても光栄なんだけど・・・
本当はね、本番をずっと弾いていきたいという気持ちと
やっぱり本番は怖い><;という気持ちで複雑なんです。
この気持ち、わかっていただけるでしょうか??
私はこう見えても引込み思案で本番ストレスが大きいんです。
だからそのぶん、一週間前の駆け込み練習は猛烈です。
しかし、本番のストレスの割にはレッスンのときは弾きまくっていますねぇ。
いずれにしろ本番はしなくても死ぬまで現役はやりますね^^v


主役の声楽家のT先生は私とのお付き合い歴30年でご主人のお気持ちを汲まれて
来週マサカの出雲市に引っ越されます。エライ!
彼女とのいろいろ、昔のことを思い出すとしめっぽくなるのでやめよう。
出雲にお邪魔しに行きますよぉ!

私自身は”出会い”より人との”つながり”を大切にします。
出会いは運命の悪戯的なものがありますが、
つながりは自分の努力によるものが多いからです。
何らかのきっかけで出会えた人とはずっとつながっていたい。
これは愛情ある人間の自然な気持ちのはずです。
今回もこうして人とのつながりで新しい出会いがありました。
”出会い”から”つながり”になり、また新しい”出会い”がある。
お互いが出会えることによりお互いが嬉しい気持ちになる。
現代、人間関係が希薄になってきていると思っていたけど
昨日そんな気持ちは遠くに飛んで行きました。
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巨大カサブランカ、直径25cmくらいあります。
皆様に、ありがとう!です
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by studioacanthus | 2009-03-16 22:09 | 音楽

雪の音

先日冬の新潟の雪景色を楽しみに行ってまいりました。

『トンネルを抜けるとそこは長岡駅だった』では話にならないので
新幹線の中、雪景色の写真を撮ろうと寝ずに構えて撮った一番マシな写真がこれ。
がっくり・・・
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夫に『雪の写真頑張って撮ってくるからねー』と言ったら
『そんなに上手く撮れんぞ、雪の中に置いた卵の質感を出すのが
一番難しいと言われるくらいだから雪はそうそう簡単には撮れん』
それにしても卵や雪の質感どころのレベルではないただの写真。。。

長岡駅近くになると新幹線の中でも雪が窓にぶつかる音がしていたので
やっぱり雪国の雪の強さを感じました。

道中、雪の音ばかりに神経が行って聞いていたせいか
レッスンでも音質について細かく気になりました。

晴れ、曇り、雨、風、雪、霙(みぞれ)、雹(ひょう)
新潟に住んでいると東京よりずっと想像豊かになりますね。

雪が降る前ってなぜか恐ろしいほど静か。

そして今日の雪は音を立てながら勢い良く舞っている。

雪と風が混じった刺されるような音が痛く感じる。

雪解けの水がポトンポトンと滴る音が乾いた心に染み入る。

東京ではたまにしか雪が降らないのでつい家の中にこもりますが
雪国ではなんであろうと生活しなくてはいけないので
子供たちは雪の音を身体で知っているはず。

私自身たかだか2日で聞こえたわけですから、
新潟の子達は自然環境に恵まれています。

そういえば・・・ピアノや勉強
何でもかんでも大きくなればできるようになるのではなく
逆に大きくなればなるほどできなくなるものが沢山あります。

たとえば音量、子供は身体が小さいので成人より劣っていて当然。
(正しいタッチを習得していれば)
でも音質を感じる心は小学生も成人も同じ。どころか子供のほうが勝っています。
時々『今歌わない子でも大きくなると歌うようになりますよ。』っておっしゃる先生は若い。
何歳であろうと歌う子は歌えますね。
持って生まれた資質以上に環境で変わるものなんです。
ヒントを沢山与えてあげると子供はどんどん伸びますね。
(答えを与えちゃダメですよ。)

その辺のことを指導者は分かっていないといけないだろうなと帰りの新幹線で
また寝ずにぼんやり自戒しつつ考えてました。

今日は久しぶりにすこぶるまじめなブログだわ!

今年初めてのお食事ということで昭和の始めに建てられた古民家の家を料亭にした
素晴らしい処でお食事を堪能してきました。^^桜亭台町茶寮ってところ
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入ると胡蝶蘭がお出迎え
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お着物と枯れ木の装飾
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レンコンが立ってる!
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by studioacanthus | 2009-01-26 18:19 | 音楽

ティータイムコンサート

友理とブログを分けたたものの、今まで2人で書いていた数を一人で書くとなると大変。
記事アップ数が半減するか倍のテンポで書くか、いずれにしろ別居してみて初めて判明。。
といって、日記のように生活をあからさまに書くのもあまりに幼い。
第一、私の日常を誰が知りたい・・・

トップページの日付変更は2人分を書きますので
美恵から経由して友理に行ってください。

(ブログだけをお気に入りに入れていて生徒連絡に気づかない生徒がいます。
たまにはトップページを確認して下さい。)

            ~~~~~~~~~~~~~~~

先日、20年来、いや30年来の友人のティータイムコンサートという物に行ってきました。
当日券が出るかどうか分からなかったのでだめなら駅前でお買い物をして帰ってこようと
ふらりと、おめかしして行ってきました。
ティータイムコンサートってどんな風にするのかなと好奇心満々で・・・
もしかして食べながら聴くの、って思ったりして^^;
いえいえ、食べながらというのではなく演奏を聴いた後ティーをいただくって感じでした。
当たり前ね^^;

7,8人で丸い大きなテーブルを囲み親しみやすい名曲を1時間ばかり聴いた後、
適当に周りの方と雑談しながらお茶をいただく。
考えただけでも紳士、ご婦人方がが集まりそうな会なので、
私も友理のリサイタルの時以上にめかしこんで、お上品にいただいてきました、つもり。

隣に座ってられる方も演奏者とお知り合いだそうで
なんと素敵な和服をお召しになり都内からいらっしゃっていました。

ティータイムのメニューは何とか賞を取ったパティシエのお菓子。
ある方「とっても、おいしゅうございますわねえ。」 
みなさま「ほんと、おほほほ・・・・」

本当においしくて普段なら3口であっという間になくなるだろうおいしさの物を
お上品に小さなお口でちびちびと味わいながら・・・・

お茶はオレンジティー

「このお茶も香りが良うございますわね、何のお茶かしら・・」

「お茶のおかわり いかがですか。」と係りの人がポットを持って回ってきた。

「このお茶は何のお紅茶ですの、とてもおいしゅうございますけど」

「ああ、これはふつうの紅茶にレモンじゃなくてオレンジを入れただけです。」とばっさり。

オレンジを入れただけ・・・

みなさま「まあ!”だけ”が妙に強調されますね。おほほほ・・・・」

でも、オレンジ入れただけで随分、雰囲気変わったので皆さんもお試しあれ~

帰ってその話をすると農薬飲んで来ただけじゃないのって。

いいのです。ひと時のプチセレブ??を味わって来れたのですから。
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by studioacanthus | 2008-11-24 23:32 | 音楽

ハロウィーン

早く答えをと楽しみに待っている生徒さんたち、
じらしたようでごめんね。

なぜか9月から一難去ってはまた一難とずっと災難続きで
人災が病気を呼んだのか、耳鼻科、心療科、脳外科、眼科、
医者めぐりの日々を送っています。(医者大嫌いですが。)
結局もらった言葉は「簡単に言うと老化ですね。再検査しますか?」
”・・・私は人よりかなり早く老化が進んでいるらしい・・・”
再検査したら気分がもっと悪くなりそうなのでなるときはなると思って逃げて帰ってきました。
要は、人とは反対に
「観ない。聴かない。考えない。」が私には一番良い薬のようです。
でも、これを実行するのはかなり難しい。
生徒たち!いつ私はぶっ倒れるかわからないから覚悟しとくように。

そしたら「先生、魔よけとしてこれを置いてください」と言って持ってきてくれたのが↓
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このスイカほどもある大きなかぼちゃ、1ヶ月位前にやってきました。
やさしい生徒さんに恵まれてしあわせ^^
このかぼちゃ、口の中に電飾があり夜になると不気味に光ります。
ぴかぴか・・ぴかぴか・・と、恐ろしく怪しく光るのです。
その不気味感を伝えたかっだけど夜は上手く撮れず結局、明るい陽射しのお顔^^;



さて、宇宙人と話す言葉は・・・

マルガリウス先生がおっしゃるには「音楽」ということでした。^^
やたら難しくみんな考えていたでしょ^^
確かに音楽は国境を越え、言葉が通じなくとも
その音楽で心が伝わってきます。

ところで、次の質問。
その音楽の中で一番地球人(人間)らしい作曲家といえば・・・


ここで誰かを書こうかと思ったんですが、はて、
手品も種明かしをするといっぺんに興味が冷めてしまうではないか。

ということで、どうしても気になる人はよく自分で考えてから
レッスンのときにでもお尋ねください^^v
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by studioacanthus | 2008-10-31 22:06 | 音楽

宇宙人と話すには

友理が日本にいるときはピアノの話など特にしないのですが
イタリアに行っている時はスカイプを使えるので以前よりよく話すようになりました。

いつかレッスンの内容を話してくれたときのことです。
マルガリウス先生が
「宇宙人が地球にやって来て会話をしようとする。その時、宇宙人は何語を話すと思う?」と
先生は宇宙人の顔を真似しながら、
片目をつぶったり口をひん曲げていかにも宇宙人のようにして言われたそうです。

その宇宙人の真似に友理はついふきだして笑ってしまったそうで^^。

すると先生は友理に受けたのでますます調子に乗ってもっともっと面白いお顔をしてくださり

「イタリア語でも英語でもない。もちろんロシア語でもない。何だと思う?」

宇宙人が地球人と話した言葉は?

さて、みなさんも考えてみてください。

答えは次回。
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by studioacanthus | 2008-10-27 00:03 | 音楽

出発の日

嵐のような怒涛の夏がようやく終わりました。
じわじわと疲労が襲いかかってきています。
今年ほど忙しかったことはかつてなく”まっ、いけるか”と思ったのが大きな間違いでした。
来年からは少し身の程にあった生活をしなくてはと反省しています。

7日の発表会、上手く弾けた人、思うように行かなかった人、
それぞれ感想を持っているでしょうが
いずれにしろ、本番の出来や結果は過度に一喜一憂するものではありません。
幸いなことに発表会はまた次回があります。
いつも言っていることですが
本番演奏などはその日の体調や精神状態で変わってしまうものです。
本当に何が起こるか誰もわからないものです。
ただ自分が満足する成功への確率を上げるため勉強し
また、そこへ持っていくまでのプロセスに意味があり勉強の面白さがあるのです。
だからどんな演奏になったとしても一回り人間が大きくなると思います。
芸の道に成果など求めるならやめるしかない。根っこからずれています。

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昨日、ようやく友理がトランクの荷物詰めを開始しました。
何事も間際にならなきゃやらない悪い習性を持った娘なので朝から、
髪の毛のカット、コンタクトの受け取り、食料の買い込みで日が暮れました。
夜になって荷物をトランクに入れるもののどうしても手荷物とトランクの総重量が
10㎏オーバーになるとぶつぶつ言っていたので中身を見ると
大きなトランクの中身はほとんど全部日本食ではないですか!!

お味噌(現地の物は変な味だとか)お餅、レトルト食品など食料ばかり20㎏
詰め込んで残り5㎏が靴や洋服。何なの、この中身?
「そんなに日本食ばかり詰めなきゃいかんのなら日本に居ればいいのに・・・・」と
いつもの会話。
「いいの!」
「お父さんなら食料減らして日本語の本を持っていく。」
「いいの。本は後で安く送れるでしょ。まずは食べ物の方が大事なんだから。」
午前一時、結局、あれこれ迷い泣く泣く3㎏ほど食料を減らしました。
食い意地は健在です。

今朝5時に起きて南大沢駅にリムジンを見送った後、
八幡神社に友理の身の安全を二人でお祈りしてきました。

「人生の一番若くて綺麗なときになんでイタリアに行かなきゃいかんのや・・・」
この日が一年で一番いやな日です。
会社から帰ってきた夫、
「あーあ、あーあ・・・」
ため息ばかり。。。

つかの間の2ヶ月だった。。あとは10ヵ月後を待つばかりです。
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by studioacanthus | 2008-09-10 23:20 | 音楽

再び新潟へ

さてさて、今回もおいしい物めがけて新潟へまっしぐら。
って言うのはもちろん冗談^^です。

なんともひ弱な身体が耐えられる範囲でがんばってきました。
前回のブログで湯沢越後の風景、チューリップ、お料理など、いつになったら
レッスンのことが出てくるのかと思ったら最後にちょこん、でしたね・・・
と言われましたので^^今回は始めから撮ってくださった写真をどんとどうぞ。
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ちょいとピンボケですが初回のときは緊張して固かった顔がこんな笑顔に^^
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何かの解釈か、気になるところの相談をしていたときかな。。
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驚くことにみなさん1ヶ月の間にうまくなっていました。
質がよくなっていたんです。うれしいことです。
上達とは、質が上がれば上がるほど他人には見えにくくて
自分しか判らないものだと私は思います。
上達が人にわかってもらえるレヴェルと言うのはまだ成長途上にある事なんですが、
それにしても彼女たちは今回かなり上達が見えていたので
ずいぶんがんばったんだろうと思います。
モチベーションを上げられたらそれが実力となるように伸ばしていって欲しいです。
それにはやっぱり『意味のある継続』という、
簡単そうで難しいものを目指して欲しいです。
生きることって『生を継続していること』なんですもんね。できれば有意義に。

これから先はどうでもいいことなのでお暇な方だけどうぞ。
今回も日本海の活きの良い海の幸を堪能していたところ、
『おいしいお味噌汁だわ、海老の出汁がよくきいて・・・』と
ポロリと自分の口から出た言葉にギョ!!
”おや?まさか甘海老ではなかろうか??
味噌汁をかき混ぜると・・・
にょきっと甘エビくんの頭が出てくるではありませんか!
私は数年前から甘海老のアレルギーで食べると3時間後くらいに鳥肌が立つほど
胃に激痛が走り、おなかを抱えて苦しむのです。
3時間くらい苦しんだ後、けろりと治るのですが、忘れもしない過去4回の胃痛。。

”どうしよう、、恐怖だぁ、、明日もあるのに、夜痛くて寝れなかったら・・・・

ホテルに帰ってさっそく夫に電話
『知らずに甘海老の味噌汁を二口飲んだよ、痛くなるかなあ、怖いよぉ』
『甘海老の出汁だけなら大丈夫なんじゃないの、
たんぱく質をとったわけではないんだから。』
まさしくウソかホントかわからないことを言われたけど
とりあえず、甘海老のたんぱく質を食べてないということで気持ちは落ち着きました。
痛くなる前に寝てしまわなくては、と思いすぐベッドに。

翌日、何事も無く朝を迎えることができよかったです。

でも新潟ってお米、お酒、海の幸、もち豚、おそば、まだあるかな?
食についてはずいぶん贅沢な地域なんですね。
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by studioacanthus | 2008-06-04 20:13 | 音楽

うちの子は才能あるんでしょうか

うちの子はうまくなりますか。
うちの子は受かりますでしょうか。

これらの質問に答えを出せるなら私は占い師になったでしょう。

そもそも、お母さんが聞かれる才能とは何ぞや?と
私のほうが質問したくなります。
一般的に、ピアノは素質が良いとか才能があるとかよく言われているようですが
私はピアノにおける才能の定義を知りたいです。
ピアノは身体(骨格、筋肉、頭、神経などなど)や感受性や育ってきた環境など
複雑な物の絡み合いで生まれてくるものです。
ですからピアノにおける才能?は(何の分野でもでしょうけど)
ある(100)か、ない(0)ではないのです。

もし、それらをひっくるめて才能と言うならば
演奏として聞こえてくるとき私は0から1億ぐらいの、
あるいは無限大の才能の差を感じます。

ところで、どうして親御さんたちはそんなに才能にこだわるのでしょうか。
才能がなければ早めに引き上げて他のものをやらせてあげよう。
才能があったらもっとがんばらせてみよう、とでも思うのでしょうか。
私が子供の頃は恐ろしくて先生には才能のさの字も発せませんでしたが。

『答えを簡単に即座に求めようとする』
これはネットで答えや情報がすぐ入るようになった世の中の負の産物でしょう。
子供の才能や成長にもすぐ答えが欲しくなるという気持ちはわからなくはありませんが、
将来、どれだけ才能があってどれだけ伸びるか、というのは
『うちの子の身長は○○センチになるでしょうか。』と訊かれるのと同じです。
言えないでしょう?育ってみないとわからないことなのです。
私がいつも言っているのは
『あなたは0でも100でもない。あなたより才能のない人は山ほどいるし、
またあなたより才能のある人も山ほどいるということです。』

ただ、全くわからなくはありません。
たぶんこうなるだろうという目安のような物は確かに見えています。
たまにお伝えすることはありますが、
あくまで目安ですからよほどでない限り簡単には言いたくありません。

それよりも実際に親子で経験してみることのほうが良いと思います。
実際に体験することは私の不確かな言葉よりずっと身にしみるでしょう。
私のうかつな一言でその子供の人生をあらぬ方向に転がしてしまうことはできません。
無責任なことや、ただ人を喜ばすだけのことを言っていると
本物の占い師になってしまいます^^;
ですから、訊かれてもわからない物はわからないとお返事するだけで
開き直っているのではありません。
誠実に考えれば考えるほど言えないのです。
先生は、何でもわかる、何でもしてくれる。と思わないでいただきたい。
世の中、まだわからないことの方がはるかに多いのに。。

過去にも、こつこつ練習する子はその子なりに大きく成長した例を多く見てきました。
自分で苦労して得た成果がその子供の人生を活かすのです。
才能云々言っている暇があったら今やるべきことをきちんとやりましょう。
そんな簡単なことをきちんと出来る子が
のちに才能のある子だった、と言えるんじゃないでしょうか。
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by studioacanthus | 2008-04-25 21:11 | 音楽

5.イモラ国際ピアノアカデミー~入学試験~なぜ留学するか。

子供を留学させといていまさら言うのもおかしいですが
本当のことを言うと現代のピアノの技法など、
運良く良い先生に出会うことができれば
留学などしなくとも日本で充分習えるものです。
外国に行って良い先生につけば上手くなれるというものでもありません。
日本人は欧米崇拝思考が強いため、留学=すごい、
と言われますがそれは違います。
明治時代なら行くだけでも価値あるでしょうが
今はお金と時間さえあればいける時代です。
立派に英語を話し、書ける人の中には日本できちんと勉強した人たちも多くいます。
外国に行ったから話せるようになるのはただの会話だけです。
質の良い勉強は本人の気持ち次第でどこででもできるものです。

ならば行かないほうがよいか・・・と言うとそうでもありません。
『日本で充分勉強できるから外国へは行かない。』と言うのは
こんなに小さくなった地球上ではこれは負け惜しみにしか聞こえません。
『知らぬが仏。井の中の蛙。』になってしまいます。
一度外国を知った人が『外国に行くのは止しましょう。』
という人は100%いないでしょう。
それほど日本は特殊な文化の国だと思うからです。
島国日本の独特な文化を外から見るのはとてもよい経験になります。

現代、先立つものがあれば誰でも行ける時代だからこそ考えて欲しいのです。
何のために?何を得るために?留学するのか。
みんなが行くから私も行く。
箔をつけるため一度は行っとかなくっちゃ。
日本では居場所がない。
ヴァカンスがてらに行く。
自分探しに出かける。(←最悪)
こんな理由で行くのだけは止めてほしいです。
私が学生のときからすでに留学=遊学という式がありました。
安易な気持ちで青春時代に外国に行って一生を棒に振ることは往々にあります。
これは私たちが心配していて友理にいつも言っている事です。

反対にせっかく外国に行ってもまじめすぎて一人一日中部屋にこもって
練習するのももったいない。それなら日本ででもできる。
外国に行けるだけの環境にいられるものはそれだけでとても恵まれています。
それに感謝しつつ真剣に、また楽しく有意義に生活して、風土、空気、思考、習慣など
日本とはぜんぜん違う色彩豊かな文化を肌で感じて欲しいです。

感受性豊かな子供はいろいろなものを自然に身体で吸収していきます。
これは別に外国留学に限ったことではありません。
都会に住みなれた子供は田舎での素朴な生活を体験するのはきっと新鮮でしょう。
田舎で育った子供は都会のめまぐるしく変わっている文化に圧倒されるでしょう。
どれが正解で間違いということでなく、その子に合った環境を探してあげるのも
近くの大人たちの役割です。
          
       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とまあ長々と偉そうなことを書きましたが、これはあくまで母親の理想であり、理想は
現実からかけ離れているものです。毎日は
『忙しい。。』『疲れたー』『よっこらしょー』を連発している平凡な生活です^^;

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by studioacanthus | 2007-11-22 20:47 | 音楽