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9月15日 幼児の訓練Ⅰ

9月15日 幼児の訓練Ⅰ_e0020941_1945824.jpgお待たせしました。
幼児についての訓練です。
8月のG級審査コラムでやらなければいけない特訓はNOと書きました。しかし、幼児においてはやらなければいけない訓練は私は大切だと考えます。
特訓と訓練とあえて言葉を変えていますので、その意味の違いを感じ取って下さい。そもそも特訓とは自発的にするものであり、他人がさせるべきものではありませんが、訓練は他人がさせることも可能だと思うからです。お腹に赤ちゃんがいる時、モーツァルトを聞かせると、頭がよくなるとか良い子が出来るとか言いますが、
いわゆる胎教というものはほとんど胎児には関係ないそうです。
実際の音は母親に聞こえるだけで、お腹の子供には聞こえていません。
しかし、親自身が歌えば子供には聞こえます。
ここが大切な点ですね。受身でなくて能動的にやらなければいけない
ということでしょう。ですからモーツァルトを聴くより、お母さん自身が
童謡を歌う方が良いのです。産まれてからも抱っこして子守唄を聞かせて
あげたら赤ちゃんは幸せでしょう。最近新聞で絵本読み聞かせCDというのを
見ましたが、もってのほかです。
アナウンサーの声で演出して読んでくれるCDよりもお父さんかお母さんを
真ん中にして、両親が好きな本を楽しんで毎晩読んであげる方が
はるかによいでしょう。ご両親が本を好きでないのに子供に本を好きに
させるのはなかなか難しい事だと思います。話はピアノと関係ありませんが、
結局ピアノをするのは、ピアニストにさせるという大志を
抱いている親御さん以外は子供の将来の人生の幸せを願って
やらせているわけですから、幼児期の育て方は大変大切なのでしょう。
ピアノの訓練はまた次回書きます。上の坊やはとってもかわいかったので
お母様の了承を得て載せさせていただきました!
by studioacanthus | 2005-09-15 19:32 | 教育
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