出発の日

嵐のような怒涛の夏がようやく終わりました。
じわじわと疲労が襲いかかってきています。
今年ほど忙しかったことはかつてなく”まっ、いけるか”と思ったのが大きな間違いでした。
来年からは少し身の程にあった生活をしなくてはと反省しています。

7日の発表会、上手く弾けた人、思うように行かなかった人、
それぞれ感想を持っているでしょうが
いずれにしろ、本番の出来や結果は過度に一喜一憂するものではありません。
幸いなことに発表会はまた次回があります。
いつも言っていることですが
本番演奏などはその日の体調や精神状態で変わってしまうものです。
本当に何が起こるか誰もわからないものです。
ただ自分が満足する成功への確率を上げるため勉強し
また、そこへ持っていくまでのプロセスに意味があり勉強の面白さがあるのです。
だからどんな演奏になったとしても一回り人間が大きくなると思います。
芸の道に成果など求めるならやめるしかない。根っこからずれています。

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昨日、ようやく友理がトランクの荷物詰めを開始しました。
何事も間際にならなきゃやらない悪い習性を持った娘なので朝から、
髪の毛のカット、コンタクトの受け取り、食料の買い込みで日が暮れました。
夜になって荷物をトランクに入れるもののどうしても手荷物とトランクの総重量が
10㎏オーバーになるとぶつぶつ言っていたので中身を見ると
大きなトランクの中身はほとんど全部日本食ではないですか!!

お味噌(現地の物は変な味だとか)お餅、レトルト食品など食料ばかり20㎏
詰め込んで残り5㎏が靴や洋服。何なの、この中身?
「そんなに日本食ばかり詰めなきゃいかんのなら日本に居ればいいのに・・・・」と
いつもの会話。
「いいの!」
「お父さんなら食料減らして日本語の本を持っていく。」
「いいの。本は後で安く送れるでしょ。まずは食べ物の方が大事なんだから。」
午前一時、結局、あれこれ迷い泣く泣く3㎏ほど食料を減らしました。
食い意地は健在です。

今朝5時に起きて南大沢駅にリムジンを見送った後、
八幡神社に友理の身の安全を二人でお祈りしてきました。

「人生の一番若くて綺麗なときになんでイタリアに行かなきゃいかんのや・・・」
この日が一年で一番いやな日です。
会社から帰ってきた夫、
「あーあ、あーあ・・・」
ため息ばかり。。。

つかの間の2ヶ月だった。。あとは10ヵ月後を待つばかりです。
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by studioacanthus | 2008-09-10 23:20 | 音楽
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