人気ブログランキング | 話題のタグを見る

かけがえのない人との出会い 3 『授業中に回ってきた本』

私が(美恵)中学生で○○先生が担任。
何の授業だったかはまったく覚えていません。
ただ授業中だったことだけは間違いありませんでした。
前の列の友達がそっと隠して週刊誌を回してきました。
私は回ってきたんだから当たり前にその雑誌を受け取りパラパラめくりました。

うわっ、すごい。

私は中学生のそのときまで大人の男性用の雑誌は見たことがなかったのです。
すご~い、きれいな女の人の裸、今まで読んだ事のない文章に
ただただびっくり、すごい!
プレイボーイという本だったような。。

なんせ初めてのことですから時間を忘れ、その場も忘れ
我を忘れて眺めて、お隣の子と一緒に読んでしまいました。

いかん、読みすぎた。
慌てて、うしろの席の人にそっと先生にばれないように回してあげました。

それなのにどこでどうバレたのか、誰かが告げ口したのか、
先生に見つかってしまいました。

『この雑誌を読んだものは正直に教室の後に正座しなさい!!』
○○先生がものすごい迫力で怒鳴りました。

読んだんだから仕方ない。観念して・・・
恥ずかしいので下を向いて教室の後に向かいました。
5,6人、いや10人くらい座ったかな。
周りを見たら女子は私一人じゃありませんか!!
なんで??誰も女子は読まなかったの??
このときはほんとに顔から火が出るほど恥ずかしかった。
ただの本ではなくプレイボーイを男子ならともかく
女子一人、優等生の?私が喰らいついて読んだということが恥ずかしい。

かなり長い時間けちょんけちょんにお説教されました。
先生は授業をサボって雑誌を読んでいることよりも
教えてくださっている先生に対して失礼だと言うことをとことん説教されました。
よくこれだけ覚えてるものです。懐かしい。。
あの時はとっても恥ずかしい思いをしたけれど
もし、嘘ついて教室で正座しなかったらきっとここに書くことはできなかったでしょう。
つづく
by studioacanthus | 2007-02-08 20:54 | 教育
<< おニューのカメラ  私へのおみやげ 『ラドゥ・ルプ... >>