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12月7日 いただいた親切

   わずかな期間でしたがイモラに行ってて沢山の親切を頂いているのを
感じました。まず、アカデミーの先生は私たち親子がイタリアに何も
知り合いもなく、ツテもなかったので、住む家の提案をしてくださいました。
そして、事務の方がアパートの斡旋もしてくださいました。
多くの留学生は住居や貸しグランドピアノに四苦八苦するのですが
友理はいとも簡単に事が進んで行きました。それだけでも本当に幸運
でしたのに、その上、楽しいお友達がたくさん出来ていました。
ホッと気持ちが開放される親切で頼りになるお姉さんって感じの
先輩方、もうプロで活躍されていててお忙しいのに滞在許可書のことや、
レッスンの事、イモラでの生活の事などをたくさん教えて下さったそうです。
イモラの街は夜中の3時に自転車で走っても安全な街よ、って言われたとか。
日本より安全じゃありませんか。しかし、なんで夜中の3時に自転車に
乗らなきゃいけないんだろうね、と親子で会話がはずみました。
何か、困ったことがあったらメールして、とアドレスを教えて下さったり
水や寝具、大物の買い物には車を持っている先輩が手伝ってくれたりで
大変恵まれた生活をしています。
12月11日、12日はゾルタン コチシュのマスタークラスがあるそうです。
コチシュも今年からイモラの先生になられています。
素晴らしい先生というより、雲の上のピアニストのレッスンを聴けるなんて
夢のような世界です。私も行きたい、住みたい!
友理は今、多くの方々の親切をいっぱいいただいています。
いつか消化吸収して何倍もの親切をたくさんの方に差し上げられる
ことのできる人間に育ってくれたら、と願うばかりです。
by studioacanthus | 2005-12-07 20:51 | 美恵
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